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これは冤罪なのか……WWE/NXT王者・家庭内暴力解雇事件

アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは「これは冤罪なのか……WWE/NXT王者・家庭内暴力解雇事件」です!

晴れの大舞台で王座に返り咲き、活躍が期待されていたNXTタッグ新王者が、王座獲得のわずか4日後に突然、解雇されてしまった。王座獲得後、新王者の妻への家庭内暴力問題疑惑が明るみになったからだ。

2年前に、プロレス版セクハラ告発運動「#SpeakingOut(声に出して言う)」が起きた際、WWEは、以下のような厳格な対応を取ることを表明していた。

「家庭内暴力、児童虐待、性的暴行については、ゼロ・トレランス方式(非寛容で毅然たる対応)での容赦ない厳しい対処(罰金、停職、解雇)を取ります」

そのポリシーに従い、即刻解雇という容赦のない処分を受けたのは、人気タッグチームMSKの1人ナッシュ・カーター。そして、虐待を受けていたとされ、ナッシュを告発した彼の妻は、IMPACT!やインディーでは、流血をも恐れない男勝りでハードコアな試合もこなす女子プロレスラーのキンバー・リーであった。

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