映画『アイアンクロー』…“呪い”はいまだ消えていない
ジャン斉藤が語る映画『アイアンクロー』について(ニコ生配信したものを再編集した記事です)
プロレスファンならば誰もが知っている鉄の爪フリッツ・フォン・エリック一家の悲劇の実写化『アイアンクロー』はプロレス映画の大傑作でした。フリッツの5人の息子のうちに次男のケビンを除いて事故死、自殺、病死などで早逝したことから「呪われた一家」と呼ばれていますが、“呪い”の切り取り方でいえばプロレスドキュメンタリー番組「ダーク・サイド・オブ・ザ・リング」のほうがかなり重い。唯一生き残ったケビ