斎藤緋七

自称、ライターです。斎藤緋七、紺屋七虹のペンネームでKindleで出版をしています。会員の方はほぼ無料で読めますので、ぜひとも、読んでください! 「黒の数式」でメジャーデビューが決まっていましたが、元夫に妨害されて、夢は消えてなくなりました。斎藤緋七も紺屋七虹もどちらも私です。

斎藤緋七

自称、ライターです。斎藤緋七、紺屋七虹のペンネームでKindleで出版をしています。会員の方はほぼ無料で読めますので、ぜひとも、読んでください! 「黒の数式」でメジャーデビューが決まっていましたが、元夫に妨害されて、夢は消えてなくなりました。斎藤緋七も紺屋七虹もどちらも私です。

最近の記事

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開口神社でおみくじをひきました。吉やった。ゆきちゃんとお酒呑みに行って、めっちゃ楽しかった。

    • お祭りに行って来ました。

      • 「 あの世からからの通知 」

        手紙には 写真と歯 この世には 彼はいないと 知らせたかった?

        • 「 ある種の表現法 」

          手紙には 片仮名ばかり ア・イ・シ・テ・ル 小筆の先に 血を含ませて

          「 声に出して読んでみて? 」

          「手紙には」 呟く我背の 首筋に 刃を当て「何て? 」 力を込める

          「 声に出して読んでみて? 」

          「 水面には 」

          手紙には .(ピリオド)だけが 浮かんでる この池には 君の首だけ

          「 水面には 」

          #シロクマ文芸部「慣れって怖い」

          夏は夜 闇に漂う 青い火を 見慣れるお盆 人魂三つ #シロクマ文芸部

          #シロクマ文芸部「慣れって怖い」

          #シロクマ文芸部 100文字ショートショート「終章」

          夏は夜に家を抜け出し恋をした。恋は不倫だった。あっと言う間に愛に変色し、腐敗が始まった。恋の命が尽きた後も私の執着だけが残ってしまった。恋情も憎しみも下ろした幕ももう一人の主役も捨てた。波の間に間に。 #シロクマ文芸部

          #シロクマ文芸部 100文字ショートショート「終章」

          #シロクマ文芸部「夜の快楽」100文字ショートショート

          夏は夜がいい。闇が深いから罪を人のせいに出来る気がする。私は、夫が入れあげている女を絞殺してゴミ集積場に捨てた。「行方不明の女児(8)遺体で発見される」クソガキのくせに人の夫の心を盗んだ罪を思い知れ。 #シロクマ文芸部

          #シロクマ文芸部「夜の快楽」100文字ショートショート

          #シロクマ文芸部「振り返らずに、ただ、逃げろ!! 」

          夏は夜 澄んだ空気と 刺さる音 偶然に見た 時丑の刻 #シロクマ文芸部

          #シロクマ文芸部「振り返らずに、ただ、逃げろ!! 」

          私は東日本の震災を「サンテンイチイチ」と言う人間が嫌いだ。物凄く薄っぺらな表現のように感じる。私は「東日本の震災が起こった日」若しくは「震災があった3月11日」と言う言い方をする。「サンテンイチイチ」と言ったことはない。何も変わらないかも知れないけど、私の拘りの一つだ。

          私は東日本の震災を「サンテンイチイチ」と言う人間が嫌いだ。物凄く薄っぺらな表現のように感じる。私は「東日本の震災が起こった日」若しくは「震災があった3月11日」と言う言い方をする。「サンテンイチイチ」と言ったことはない。何も変わらないかも知れないけど、私の拘りの一つだ。

          200文字ショートショート「挽き肉」

          日曜日はお好み焼きだった。私はボールの中身を混ぜ始めた。ボールにはいつもの豚肉ではなく、挽肉が入っていた。母はピカピカになるまでフードプロセッサーを洗って、何故か満足気だ。妹がホットプレートにサラダ油を敷き、薄く伸ばした。「焼きます〜 」私はボールの中身をホットプレートに移した。いつもとは違う匂いがした。物凄く嫌で、香ばしい匂い。「お父さんが家出したのよ! 」母の目が嘘をついていた。      

          200文字ショートショート「挽き肉」

          #シロクマ文芸部「あなたが腐らせた」

          手紙には 何も書かずに 恨みだけ 込めてあなたの 自宅ポストへ #シロクマ文芸部

          #シロクマ文芸部「あなたが腐らせた」

          #シロクマ文芸部 短編小説「忘れていたもの」

           手紙には「佳代子を殺した犯人は同じ課の水田」と書かれていた。一昨日、同僚の佳代子が絞殺された。警察は犯人の目処もついていないようだ。  佳代子が殺された丁度7日後に、人事課に手紙が一通届いた。でも、佳代子がいた営業課には後にも先にも水田と言う人間はいない。     暫くして、派遣社員の飛騨邦彦が佳代子殺しを自白した。痴情のもつれの末の殺人らしい。自白は、気の小さい飛騨が自分の罪に押しつぶされたのだ。  例の手紙の差出人は飛騨に恨みを持つ、同じく派遣社員の飛騨の元カノだった。

          #シロクマ文芸部 短編小説「忘れていたもの」

          #シロクマ文芸部「つけぶみ」

          手紙には 愛という文字 隙間なく 赤いインクは 背筋が凍る #シロクマ文芸部

          #シロクマ文芸部「つけぶみ」

          100文字ショートショート「いつかの浮気と検梅日」

          今日は二人で過ごす日曜日。朝は1杯の水。ブランチ後の薄いコーヒー。3時の紅茶。夕食後の梅昆布茶はあなたのブーム。私の粘膜を入れて混ぜたんだ。愛しあっている、私とあなた。逝くときも、伴に同じ性病の果て。

          100文字ショートショート「いつかの浮気と検梅日」