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困難に直面した時前に進む力のもとになるものは~ただ「なでるだけ」~


1997年当時
私は関東にいました。
ニュースで
神戸で中学生がおこした大変な事件を知り
日本の子どもが
どうかなってしまったのかと
ショックを受けました。

さらにその翌年に
栃木県の中学校でも大変な事件が続き

そして1999年
京都大学の西村和雄先生が
「分数ができない大学生」
という本が出版され

これは、もしかしたら
大変なことが起きているのではと
気にかかってならなくなりました。


私自身は1999年に
大阪に転勤となり
その時に
はじめて正司昌子先生の講演会でお話を聞いて


もしかしたら
これらの問題の解決の肝が
子ども時代にあるのではないだろうか

と思え、
このことを世の中に知らせた方が
いいのではないかと思ったので
講演会や出版企画を集中して行った時期があります。


その頃にも
長崎の小学校で大変な事件が起こったり
当時、正司先生を取材してくださった
芥川賞作家の藤原智美先生も
このことについての本を
出版してくださっています。


人間の心の発達の上で
異年齢の集団の中で過ごすことにより
(養老孟司先生によりますと150人くらい)
健全に発育するのではと言われていますが


核家族化や
子どもの遊ぶ場所がなくなっていることなどから
子どもの心身の発達に必要な環境が失われている上に
特にこの2年ほどは子どもみなさんが
発達にとって困難な環境におかれていることは
想像に難くありません。


昨日に、正司先生とお話しした際に、
子どもさんをとりまく今の状況において
大人が気を付けられることとして
とくに大切なことを教えていただきました。


それは、


「スキンシップ」です。

とくに
生まれたての赤ちゃんは
出産時に受けたストレスを

やさしく肌をなでてあげることにより
そうとうに緩和ができ

世のなかは安心なところだ
という感覚を得られて
前向きに人生を進んでいかれる子どもになる

とのことで

生後3カ月くらいまでの間はとくに
ひまさえあれば
赤ちゃんをなでなでしてあげると
ものすごくよいです!!

とのことでした。


スキンシップについては
大人であっても
アメリカのあるスポーツのチームで
選手内でのスキンシップ(ハイタッチなど)
を増やすことにより、
なんとそれで
チームの成績があがった
という実験の結果があったと
聞いたことがあったなと
思い出しました。
(こちらは、うろ覚えなのですが、スキンシップの効果についての講演会で聞いた話です)


私はこのお話しを聞き
これから赤ちゃんを迎えられるご家庭で
お母さんやお父さんや
おじいちゃんやおばあちゃんや
お姉さんやお兄さんが
赤ちゃんをなでなでとしてあげたなら
その赤ちゃんは
人生で大変な局面にあったとしても
絶対的自我でもって
のりこえていくお子さんになるのではと思いました。

そういえば
先日にコーヒーの美味しいお店であった
ご両親は、
周りのお客さんが

「抱っこしてもいいですか」

と申し出られたら


「ぜひ抱っこしてやってください。
 なるべく大勢の人と触れ合うことで
 この子が強くなると思っています」


と仰っていました。


正司昌子先生の
「お母さんの優しいスキンシップは、幸福感、肯定感、生きることへの意欲、健康など、全ての事の元になる、すばらしいもの」
のブログはこちらでお読みいただけます。
https://little-bs.jp/syoji/syoji-235/


このことがめちゃくちゃ流行れば


世界中の赤ちゃんは
生まれてすぐ
なでなでされ
愛情に包まれ心に
絶対的自我の種をもっていきますよね。


そして、
思い描いた未来は、
現実になります。

トランスフォーメショナルコーチ®︎
自愛塾カウンセラー・シニアトレーナー

斎藤 哲子

#正司昌子 さん
#梯谷幸司 さん
#梯谷メソッド
#ベビーマッサージ

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