トカイナカ

今日、東洋経済オンラインを読んでいると、森永卓郎さんが記事を書いていました。その内容がなかなか共感できたので、感想文を書くことにします。


 森永さんは東京に事務所をもちながらも生活は所沢でしているようです。私から言わせると、所沢は西武池袋線の先っちょにあり全く持って田舎ではなく、朝まで生テレビ出るとしてたとしても電車通勤でいいのでは?と思えるくらい便利なのですが、確かに東京というわけでもないためトカイナカという表現にはぴったりなところかと思っています。私のイメージでは厚木とか横須賀とか八王子とかもトカイナカという表現に合う感じがします。北海道に例えると小樽とか銭函とか石狩かなあ。(笑)いや、札幌でも十分自然がありますね。首都圏と大阪以外の大都市はある意味、トカイナカなのかもしれませんね。仙台も名古屋も福岡もちょっと行けば自然がありますよね。
 トカイナカの良いところは、東京の大都会とは違いつつもコンビニもあり繁華街もあって生活には全く持って困らない街なのに、夜になるととても静かで虫の声が聞こえたり、朝もパトカーや救急車で目が覚めるのではなく小鳥のさえずりで起きることができたりと、これが生きてるってこと、だと感じるような気がします。全く否定しないですし、自分の中の社畜がいなくなったら私もそういった生活を送りたいと思っています。

 森永さんはトカイナカに住みながら東京に出勤していた状態でしたが、今はコロナ禍の影響でリモートワークが進み、田舎やトカイナカに住み続けて仕事をすることができます。この状態、理想的ではあるのですが、独身中年男性にとってはこのリモートワーク、それなりに厳しかったりします。

 まず、私は自炊をほとんどしません。なので、コンビニや食事ができる環境が近くにあることはとても重要です。
 そして、本当に申し訳ないのですが、自分の頭が足りないため、他人の考えなどを使ったりします。なので、自分の何気ない疑問などについて投げかけた時にぱっと別の考えをいってくれるような環境が必要なのですが、リモートワークでそれをすることが極めて難しいのです。
 頭が良い起業家の方は、共想環境やブレスト不要論を唱えるのですが、頭が悪い人にとっては必要なのです。そんなバカいらねー、と言われるとそれまでなのですが、そんな人は結構多いと思うんですよね。

 今は都会に住んでいますが、現在の状態が落ち着いたら、適度なトカイナカに引きこもろうかと思っています。ベースは札幌でたまに首都圏に来る、という生活が理想です。会社から交通費が支給されなくなったら始めようかと思います。というか、今でもできそうな予感。(前にアップした研修を東京で受けることが決まっているため東京に拠点は必要なのですが、トカイナカから東京駅に通うのでも問題ないですしね。)

 ということで、ダイエットの師匠である森永さんをみならってトカイナカ生活も真似してみたいと思うICTエンジニアなのでした。




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