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手賀沼のハスと長年信じていたこと

2016/7/30 Saturday

手賀沼を自転車で回っていると四季折々の自然を感じられ、中でも手賀大橋付近のハスが花開くさまは見ごたえがあります。
その時期だけの「はす見船」に乗ってみました。
船頭さんは、ほのかに甘いハスの実をくれたり、なんで仏様はハスに座ってるのかとか、ハスから出る糸で編んだ袈裟の話とか色々教えてくれました。
で 質問コーナー?で長年信じていたことを聞いてみました。
「ハスが咲くときはポンと音がするのですか?」
船頭さんは「よく聞かれますが…しません」
あっさりと否定されました(笑)

そう信じていたので、あとで調べてみましたが、どうやら音は鳴らないそうです。

でも、なんでそんな迷信?があるのか。
よくよく考えてみたら、その発信源に心当たりがありました。

70年代に発売されたSONYのデンスケ   私が中学位のときです。
これによって巻き起こされた「生録ブーム」があり、ハスの花にマイクを近づけジッと待つデンスケのCMがありました(タブン)
その時ポンと音がして。
今なら景品表示法の不当表示?誇大広告?
なんてことは昭和の時代は言わなかったですね(笑)

なにやら開花音を聞けば悟りが開ける、成仏できるなどの言い伝えがあるそうで、ホント聞いてみたいものですね。
楽しい嘘に騙されてました。

後日談:今では、そのハスも見ることはできません。


群生する手賀沼のハス

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