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長い散歩64日目

2024/7/17 Wednesday

今日は一気に鹿児島まで行く予定です。22日には福岡に戻り、カミさんのお迎えなので、その前に南を見て回る予定です。
朝から夏の日差しが戻ってきました。車のガラス越しにジリジリきます。
朝飯にまたウエストのうどんを食おうと思いましたが、その前に「やよい軒」があったので、そっちに引き込まれました。
各地の名物料理もそうそう食べられません。こういうとこ落ち着きます。
さて、焼き魚定食でもと思ったら、厨房故障のため焼き魚はすべてNG。
しょうがないので肉野菜炒め定食を食べましたが、これも美味し。

普通に美味し!

鹿児島までは4時間超、昼頃ついて桜島を見ながら散策する予定です。
あくまでも予定です。
バイパスの看板に「←日本一の石段」と出るまでは。
あっこれナナちゃんが言ってたやつだな。ちょっと寄ってみるか。と
30分ぐらいの迂回ですが、えいやと左に曲がりました。
自分に「登るつもり?」なんて聞きながら、結構山の中に入っていきます。
平日なのでほとんど人はいません。
ドドーンと真っすぐな石段をイメージしてましたが、所々踊り場や林道が横切ってます。デコボコしてない御影石のきれいな石段で登りやすそうです。
3,333段か、まぁ行けるだろうと高を括って登り始めましたが、500段目あたりから汗がドッと吹き出しました。石段は木立の中を抜けるので、日には晒されませんが、無風の快晴。温度湿度共に高く滝汗状態です。
とは言ってもナナちゃんも登ったのですから引き返すわけには行きません。
頭の中は「右・左・右・左」無我の境地になれます。
全部同じ石段ですし、私の胸中も語るほどはないので、カッツアイ!
3,333段を登りきるのに1時間10分かかりました。
11月に「アタック・ザ・日本一」と言う、この石段を駆け上がる大会があるそうで、途中顕彰碑が立ってましたが24分とか・・・すごい。

ここからスタート
こんな感じでジグザグと
周りには清流が流れてます。
途中にある「アタック・ザ・日本一」歴代優勝者の顕彰碑
石段脇には可愛い石仏が
この上トイレ無し
途中の尾根道は風が抜けていきます。
この細切れ石段も数に入れてるんだろうな。とつい怒ります(笑)
最後の数段 途中の階段も奉納者の碑が建ってます。
到着!
そこから1kmで金海山釈迦院
石がきれいに敷き詰められている道
手拭いびちゃびちゃ 絞れます。
金海山釈迦院
山門にある鐘

お参りして、鐘を突いたりしてると、お寺のおばちゃんが本堂を開けたので、挨拶をしいろいろ話を聞けました。ちょっと覚えてないのでカッツアイ!しますが、ここの石段ができる前は、山形の石段が日本一だったんですね。知らなかった。
水筒がカラなので、山で汲んできた美味しい水をもらい、今度は石段下りです。

「すみだ放沓山岳会」下山隊長の名に懸けて、下りは任せてくれと鼻で笑う前に、膝が笑いました。。
やっと下りきって、どーせ全身びしょ濡れなので川に飛び込もうかとも思いましたが、そこはソレ、大人としてアレなので頭だけ突っ込みました(笑)

知ってますよ下りのほうがつらいのは、知ってますよ。
川が飛び込めって言ってます。

ちょっと寄るつもりが、本日のメインイベントになってしまいました。
でも爽快です!今のところ。
そこから結局4時間半、子守歌で有名な五木を抜け、夏子ママがいいとこよ~と言ってた人吉を抜け(どこらへんがいいの?と聞くと「ん~~~、とにかくいいとこよ。」って言ってました。)
途中のスーパーで今年の初スイカを買って食べました。ホントは熊本産が良かったけど、そろそろ旬も終わりのようで。
鹿児島に入ると桜島のお出迎えです。高校の頃見た記憶よりデカいです。
とにかく風呂と市内にある銭湯に。ザ・昭和で、かつ戦前って感じのいい風呂でした。

五木の道の駅  山が深いです。
人吉 どこら辺が中心部かわかりませんが広々して気持ちがいいところです。
関東ではあんまり見ない横断歩道 キレイ
熊本産も食べたかったなぁ
桜島がお出迎え
いい湯でした。

ラジオが九州南部の梅雨明けを伝えてました。
明日はどこに行こうかな。

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