私がキーボードを決めるまでの備忘録

ここ1か月、PC用のキーボードを探し回りようやく私にとって最善の選択ができたと感じています。この選択に至るまで「どのようなことを考えたか」といったことを文面にまとめることで、キーボードで悩む方の一助になれば幸いです。



キーボードを探していた理由

そもそもキーボードを探した理由としては「家にまともなキーボードが無かった」ことがきっかけとなってます。
家にあったキーボードは次の3つでした。

  • Hyper-X メカニカルキーボード (有線のみ、赤軸、TKL)

  • Anker パンタグラフ式キーボード(無線、US配列、TKL)

  • Dell パンタグラフ式キーボード(有線のみ、フルサイズ)

※TKL=テンキーレスのこと

上記3つのキーボードはどれも一長一短があり、すべてを解決したいと思ってました。
・Hyper-Xメカニカルキーボード
 長所 打鍵感がよく、入力しやすい。
 短所 キートップが高くストロークが深いため、1つ1つしっかり押す
    必要があった。

・Anker パンタグラフ式キーボード
 長所 無線接続のためどこでも使用できる。軽い
 短所 軽すぎるためか打つたびにキーボード本体がぐらつく。
    結果打鍵感が悪い。US配列に慣れない。

・Dell パンタグラフ式キーボード(有線のみ、フルサイズ)
 長所 テンキーがある。軽い。
 短所 軽すぎるためか打つたびにキーボード本体がぐらつく。
    打鍵感がぶにぶにしていて好かない。

以上のように一長一短があったため、自分の使い方にあるキーボードを探してみようと思いました。



私がPC用キーボードに求めること

以下の条件でキーボードを探しました。

  1. 打鍵感のよさそうなキーボード

  2. 日本語配列

  3. テンキーレス

  4. 携帯性に優れている

条件のうち2・3・4についてはキーボードの仕様から簡単に判別できるのですが、1の打鍵感がよさそうなキーボードにつきましては、簡単に答えが出ないことでした。
一般的に打鍵感を求めるのであれば「メカニカル式」もしくは「静電容量無接点方式」だと思います。
しかし、価格面がネックで

メカニカル式:約15,000円~25,000円
静電容量無接点方式:約25,000円~37,000円

どちらもキーボードとしては高価なものでありました。
どちらの方式も耐久性に優れ、打鍵感がいいとの評判でしたが、「私にとってはどちらがいいのだろうか」と最後まで分かりませんでした。
そこで、キーボードを触れるとことがないかと探し、長野から名古屋へ出かけることにしました。



キーボードを試しに名古屋へ

名古屋へは在来線特急で約2時間かかりましたが、キーボード選びについて大きな収穫を得ることができました。
具体的には下記の場所に行きました。

・ビックカメラ名古屋駅前西店、JPゲートタワー店
 →メカニカル式・静電容量無接点方式のキーボードが「高級キーボード」
  と銘打ってまとめられておりました。
・SUPER CLASSIC名古屋店
 →普通の店舗では取り扱っていない静電容量無接点方式の人気キーボード
 「HHKB」が唯一触れる店舗

それぞれでキーボードを触ってみて最終的には、
ロジクール「MX KEYS mini KX700GRd」を購入することにしました。
「MX KEYS mini KX700GRd」は上に示したメカニカル式や静電容量無接点方式ではなく「パンタグラフ方式」のキーボードになります。実際にモノを触ってみて、ネットの情報だけでほしいなと思っていたキーボードではなく、少し方式の異なるキーボードを選ぶに至りました。なぜそれを選ぶに至ったのかを書いていきます。  


最終的な決め手は?~名古屋キーボード旅で実感じたこと~

名古屋で実機に触れた経験は、キーボード選びに大きく関わることになりました。
打鍵感について「メカニカル」もしくは「静電容量無接点」のどちらかの方式に決めるだろうと思っておりました。
実際に触れてみると、打鍵感の気持ちよさは感じましたが、会社の出張時に使用できるようなコンパクトさを求めてくるとなかなか探すのが困難になりました。最終的に下記の3点に絞りました。

・ロジクール「KX850CL MX MECHANICAL MINI」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-KX850CL-MECHANICAL-Unifying%E9%9D%9E%E5%AF%BE%E5%BF%9C-%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89/dp/B0B1Q6H9X5/ref=pd_ci_mcx_mh_mcx_views_2?pd_rd_w=sNFNJ&content-id=amzn1.sym.b7ff8ae3-d3eb-4b00-a35f-7c651f284b6c%3Aamzn1.symc.409c7fce-cbd2-4cf4-a6cb-824c258c8778&pf_rd_p=b7ff8ae3-d3eb-4b00-a35f-7c651f284b6c&pf_rd_r=DPPRHJC9Z21GQQ75JG87&pd_rd_wg=v0qKW&pd_rd_r=e104f3b2-580e-4c5e-a194-5fb5e8dbcf6e&pd_rd_i=B0B1Q6H9X5&th=1
 →メカニカル式でコンパクトサイズを満たしている一方、エンターキーの
  横にキーがあることで誤入力が多くなると感じた。
       打鍵感はとてもよく、背が低いキーキャップ(ロープロファイル)
  のため、タイプミスも少なく滑らかにタイピングできそうであった。
  価格面がネック(19,000円)

・PFU「キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨」
https://www.amazon.co.jp/HHKB-Professional-HYBRID-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E9%85%8D%E5%88%97%EF%BC%8F%E5%A2%A8-PD-KB820BS/dp/B082TSZ27D/ref=pd_ci_mcx_mh_mcx_views_1?pd_rd_w=sNFNJ&content-id=amzn1.sym.b7ff8ae3-d3eb-4b00-a35f-7c651f284b6c%3Aamzn1.symc.409c7fce-cbd2-4cf4-a6cb-824c258c8778&pf_rd_p=b7ff8ae3-d3eb-4b00-a35f-7c651f284b6c&pf_rd_r=DPPRHJC9Z21GQQ75JG87&pd_rd_wg=v0qKW&pd_rd_r=e104f3b2-580e-4c5e-a194-5fb5e8dbcf6e&pd_rd_i=B082TSZ27D
 →静電容量無接点方式でコンパクトサイズを実現。打鍵感はスイッチ感じ 
    のないメカニカル式といった感じだった。とても絶妙な打鍵感だが、
      価格が高い(36,500円)点とキーボードに厚みがあるため、
  買った後にパームレスト等の付属品が欲しくなってしまい、
    出費が膨らむ懸念あり。
   デザイン的にもとても好みなだけに…残念!

・ロジクール「MX KEYS mini KX700GRd」
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BWDSC5ZB/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
 →触ってみた感じ、キーキャップの一つ一つに中央部が窪んでおり、
   指で触れると吸い付くような気持ちよさがある。また、底付感
   (キーボードの底に当たっているような感覚)がなく、パンタグラフ式
     にしては深めのキーストロークだが、押すと跳ね返るような感覚が強く
    とても快適に文字を打つことができそうだと感じた。
    後日Amazonで購入したがセール価格で12,920円で販売されていたことも
 購入を後押しする材料となった。

以上の内容からロジクール「MX KEYS mini KX700GRd」を購入し、
このブログを書き上げております。



終わりに~今回の件からの学び~

・時間が許せばyoutubeだけでなく実機を触ったほうが
 意思決定しやすい。

・youtuberはたくさんの商品紹介をしているが、「自分にとって何が
 ベストかどうか」は自分しか決められないので、使う頻度や
 使いたい年数などを考えながら物を選んだほうがいい。

・キーボード一つとっても「キーボード沼」といった言葉もあり
 どんな物事でも突き詰めるとキリがなくなる。

・何を買おうか悩む時間が一番楽しいが、無駄な時間である

今回のグダグダを教訓に、ノートじゃないですが一度整理して、
自分が求めてるスペックを見つめ直すとより良い選択の時間になるのかなと思いました。



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