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ワクチン2回目の記録

「宇宙ステーションを歩いているよう」と、朝起きて、階段おりるときに、そう思った。夜中悪寒にぶるぶる震えて、寒い寒い。背を丸めれば、筋肉痛、いや、ありとあらゆる部分の関節痛。まるでインフルエンザ。額に手を当てて、あら熱い熱い。ふざけてるわけじゃない、いたって真剣なのだけど、こんな感覚ってここ数年なかったから。人間の生理的反応に感動。耳鳴りに頭痛。身体は火照っている、寝返り打てない、左腕が痛い。腕あがらない。猫乗ってくる。顎乗せてくる。我慢する。

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喉までカラカラになってくる。水が、おいしい。「なにこれ、美味しい天然水、ありがとう」「あは、それ水道水」「あれこれ水道水なの」

たしかにワクチンの副反応は、辛いけど。でも待って。こんな機会もなかなか無い。ワクチン以外での発熱なんて、白々しく見られて、怪訝な顔されて、距離を置かれて、その状況かなり辛い。

熱でぼぅーとする頭、手足が熱いので、冷たいテーブルの脚とか、無駄にペタペタ触ってしまう。猫が唇に、ぴんくの鼻を押しつけてくる。

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たまに、目尻から涙が出る。熱出ると、そうなることが多い。頭痛いのは勘弁だから、後ほどパブロンいただきます。

楽観的すぎて、楽しそうと言われこと多いけど、そんなこともないですよ。ただ、この貴重な体験、経験を、記憶して、感覚として、書き留めておこう、そう思った。

以上、新型コロナウイルス2回目ワクチン接種、翌日の中継でした。ひと眠りしたら、小説書こう。

『人間、退屈すると、何を始めるか知れたものではないね。』(江戸川乱歩/一人二役)

さいごに。なぜだろう。頭の中を、ずっと上記のコトバが蔓延ってる。理由はわからない、けど、江戸川乱歩は何故もこう、一行目からして、興味を唆られるのだろう。

#ワクチン2回目接種

#翌日

#発熱

#猫重たい

#皆いつもありがとう


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