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ル ウープ を飲んだ

フランス産のシードルでホップを使ったものだというので珍しいと思い買ってみた。使用ホップはシュトリセルシュパルト(strisselpalt)とペルルアルザス。シュトリセルシュパルトはアルザス地方の伝統的な品種だそう。α酸が低く、他の品種もすべてアロマ品種として栽培。飲んでみた印象はアメリカンホップのような主張してくる香りはほぼ感じられない。

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グラスに注いでみると、非常に泡立つがすぐに消える。ペティアンとかではなくしっかりめの炭酸。りんごの品種はギルヴィック100%使用。この品種由来の香りがグラスから立ち上るように香ってくる。日本の生食用品種にはないタンニンを多く含んだような、ヨーロッパのりんご品種に見られるような香りがする。渋味をもつ果実香といえば伝わるだろうか。

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色はオレンジがかったゴールド。透明度もあり発泡する泡が良く見える。

酸味はそれほどなく、ほどよいタンニンが感じられる。甘さはそれほど感じなかったが計ってみたら糖度は7度。

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まとめ

フランス ブルターニュ アラドン県のラ シードルリー デュ ゴルフという醸造所。無農薬、無化学肥料、無除草剤のリンゴ畑は現在5.5h。5種類450本のりんごの樹の混植だそう。

ギルヴィックの香りを楽しみたい方はぜひ。

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