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未来への予習:ドラえもんを斜めから観る

ドラえもん誕生まで90年を切った昨今。改めて「ドラえもん」を元に、未来の予習をしてみます。

ただ、「未来の道具」は別のクリエイターさんの記事で書かれているので、私なりの斜めからの視点。

もしかしたら今の小学生以下は「ドラえもん」と出会えるかもしれない、という事を念頭に書いていきます。

斜めから観ると注意点が見えてくる

アニメや漫画(コミック)でおなじみのドラえもん。
そこから、私たちが学ばなければならない物事が多くあります。

今回は未来への予習、「注意事項」として書いていきます

主電源は必ず人の手に

ドラえもんの尻尾を引っ張ると、ドラえもんの電源を切ることができます。滅多に出ませんが、のび太がドラえもんの説教がうるさく、尻尾を引っ張るシーンがあります。

この「人の手で主電源を切れる」というのはとても大切な機能です。

ある有名な映画。近未来でロボットと人類が戦争。人間側のリーダーを殺す為、過去にさかのぼって、その母親をや当時少年を殺すロボットを送り込む。そして人間も対抗して兵士やプログラムを書き換えたロボットを送り込むストーリーの映画、「I'll be back」でおなじみです。

この映画に登場するロボットには外付けの主電源がありません。最初の試作機も人間が作り出しましたが、主電源は無いようです。銃撃戦を行っていました。主電源なり塩水かけるなり、やはり最終的なストップは人の手にないといけません。

別の宇宙を舞台にした映画、Ep-1で、現地人とロボットの争い。同じくロボットは宇宙ステーションからエネルギーをお送られていました。宇宙ステーションを破壊することで戦闘ロボットは動かなくなります。結局クローン兵の方が勝り、Ep-3ではクローン兵に。一部通訳ロボット(C3-PO)は主電源が後首にあり、お姫様が電源を切るシーンがあります(Ep-5)

人間を超える能力を持つロボット。主電源は必ず人が持っていないといけないという警告にもなります。

のび太の両親に学ぶ「大人のあり方」

のび太の子孫から送られてきた「ドラえもん」。のび太の子孫という事は、同時に両親の子孫でもあります。

のんびりな父親、家計簿とにらめっこしている母親。

まあ、漫画なので現実とは違いますが…

「未来から来たドラえもんの存在や道具を知っていながら使わない」

というのは、まさに大人の対応と言えるのではないでしょうか?

人間、新しい力を持つとどうしても使いたくなります。それも未来から。

しかし両親二人はのび太とドラえもんを可愛がりつつ、未来の道具を使う事はせず、それまでので日常を何変わりなく送っています。

何処でもドアがあれば通勤も楽でしょうし、タイムマシンがあれば株やFX等で大儲けできそう。更には…と私自身でも邪な考えが出てきてしまうのですが…

あくまでもマンガなので、真意は分かりかねますが、「力を使いたい欲を押さえることができる」というのは『大人』の良い見本です。

スマートスピーカーの最終形?道具の選択

ドラえもんの魅力の一つは何といっても「未来の道具」。様々な必要に応じて道具を出していきます。

歌にもありますが、のび太が「空を自由に飛びたい」→「タケコプター」
「何処かに行きたい」→「どこでもドア」

と、要求に対して適切な道具を選択して出しています。

現在普及しつつあるスマートスピーカー。「Hey Siri」や「OK, Google」「アレクサ!」等に声をかけて、挨拶や音楽を流したりします。

ただ、現時点では状況に応じてアプリの選択・起動が完全にできているとは言い切れません。

ドラえもんは「どこでもドア出して」と言われれば出しますが、それ以上に、状況に合わせた道具選択ができる、という事ができます。

気をつけなければならないのは、のび太はドラえもんの持っている「全ての道具」を知らないという事。それで話は面白いのですが、『こちらの方がよかったのでは?』という考えも出来なくなってしまいます。

様々な道具の使い方は、数学の公式に似た所があり、どこでいつ、どの公式を使うかや、組み合わせ等の柔軟性を育てるのに役立ちます。ロボットが選び、人間に選択する必要がなくなるのはやはり問題になりそうです。

因みに現在のスマートスピーカー。慣れないカタカナの呼びかけより、日本製なら「どらえも~ん!」や「オイのび太!」の掛け声が良いと思います。

まとめ

ドラえもんという50年近く愛されているマンガを、斜めから観てみました。ロボットである以上、主電源は必ず外付けにすることや、のび太両親の力の制御、そしてドラえもんの道具選びの特徴と危惧する点を挙げました。たかがマンガ、されどマンガ。
学ぶところが多いです。

参加企画

未来への予習。note大学Study部の企画です。
ドラえもんに限っていませんが、やはり「ドラえもん」を参考に書いてみました。


子供に読んでほしい本という企画
今回は、子供に考えてほしい作品としてドラえもん。


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