#142 【オーケストラみたいな演奏】をめざしてみよう!
皆さま、こんにちは!
新年も早くも21日になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて、年始の更新が遅めになってしまいました。明日が1年に1度の発表会ですので、今月の更新は下旬に固まることになるかと思います…!
いつも不定期で恐縮ですが、月3〜4回(以上)の更新は今月もキープしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日のお題は、けっこうな重要事項。
という内容です。
ピアノという楽器は
・音域も広く
・さまざまな音色を出せて(限界はありますが…)
・10本の指を駆使してたくさんの音符を扱い
・ひとり(ソロ)でも相当なことができます。
そんなピアノの果てしない可能性から、多くの作曲家が素晴らしい曲をたくさん書いてきました。
作曲過程でオーケストラの作品や音色をイメージして描かれた曲も数多くありますし、逆に
・オーケストラの曲をピアノに編曲したり
・オーケストラの曲を書くときにピアノを使いながら作曲したり
・コンチェルトをピアノ伴奏で弾くこと
もたくさんあります。
それだけ、ピアノを弾く時にオーケストラを想定して弾く
というのは大切なことなんですね!
そんなわけで前置きが長くなりましたが、今回は「オーケストラのように弾きたい!どんなことを意識したらいいの?」というテーマでお送りします。
まずはイメージ!
オーケストラの演奏を聴いたことがない人に「オーケストラのような演奏」はできませんよね。
まずはたくさん聴いて、お気に入りの作品や演奏を見つけたりして、「こんなふうに弾けたらいいなぁ」というイメージを持てることが第一歩。
弾くときの意識改革
・ピアノ1台を弾いている・・じゃなく
・目の前の鍵盤と向き合ってる・・じゃなく
・大譜表を見ている・・じゃなく
その向こうにある幅広い世界に意識や五感をむけて聴き、弾くことでガラッと変わります。
このあとの動画で詳しく説明していきますね。
厚みのある音をめざす
大譜表を見て、目の前の鍵盤を「ポン」と弾くのと、もっと大きな世界、オーケストラスコア、空間を感じて、実際にその中で弾くような感覚で弾けると素敵ですよね。
・打鍵をやや遅く
・呼吸や体の準備を幅広く
・音のイメージ
など、いくつかの点を意識することで、音の質や世界観が変わると素敵です!
各楽器の音色や奏法を知って演奏に生かす
ヴァイオリン、フルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、チェロ…
ほかにも様々な楽器が存在して、その特色や魅力がそれぞれにあります。
「ここは○○の楽器だからこんな雰囲気」「こんな特徴」ということを、くわしくイメージして実際に実現していきます。
それが同時にあらわれたり、順に現れたりすることで立体感や色彩感につながります。
このあたりはざっくり説明しています。
特定の曲で解説したほうがもっと具体的にお話できるかなと思いますので、また機会があればやっていこうと思います!
動画はこちらから
それでは動画はこちらからご覧ください。18分半です。
ベートーヴェンのソナタを何曲か例にあげつつ、どんな曲でも生かせる全体的なお話を中心にしています。
ここから先は
¥ 370
ここまでお読みいただきありがとうございます!ときどき頂戴するサポートは主に書籍・楽譜の購入・もしくはカフェ時間にありがたく使用させていただいています。もし「とくに役にたったよ」「応援したい!」と思っていただけたらよろしくお願いします。※ご負担のないようにお願いします(^^)