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#217 「手が小さい」とお悩みの方に・・・つかみにくい和音を弾きやすくするには?

皆さま、こんにちは!
1月も後半になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

先週の土曜日に毎年恒例の門下生発表会が終わり、ようやく今週じっくりnoteに取り掛かることができました。

今回のテーマは

手が小さくて和音をつかめない!とお悩みの方へ

という内容です。

3つ、4つの音を同時に鳴らす和音は、手が大きくないと弾きにくい…と思われがちです。

確かに、大きい方が和音をとりやすくはあるのですが、必ずしもそれだけではありません。

今回のnoteでは、

・手が小さいから弾きにくいな…
・ついガチガチに固まってしまうな…

とお悩みの方に、

・和音の連続が今より弾きやすくなるためのポイント
 (主に体の使い方、楽譜の読み方の面で)
・準備運動、鍵盤上でのエクササイズの一例

をお伝えします。

私自身も、やはり手をめいっぱい開かないと弾けないような和音では苦労しています。

ですが、そんな時にいくつかのポイントに留意して練習していくことで、できるだけ良い音で、楽に、そして音楽的に納得いく内容で弾くことができてきます。

今日はそんなポイントをお話しますので、少しでもお悩みの方のお役に立てましたら幸いです。

例に挙げるのは、ショパン作曲のバラード第2番Op.38より、こちらの部分です。

↑オクターブの中に黒鍵や白鍵でさらに音が重なる部分。手が開かずにツライと感じることも…?

この部分はとても情熱的で表現力も必要ですが、それよりも前に「手が届かない!和音のすべての音を出すのが難しい!」という壁に当たりやすい箇所です。

少しでも、良い表情で弾きやすくなるように…と、いくつかのポイントでお話、演奏していきます。
他の曲のいろいろな部分にも応用可能かと思います。

では早速動画をどうぞ!21分です。

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