社内旅行

社内旅行、どこの会社でもある
現在は無くなった会社もあるとか
銀行も現在はあったり、なかったり
その支店の支店長や職場の雰囲気次第
土曜日と日曜日の一泊二日だ
学生時代、修学旅行を中学校・高校と経験した
かなり苦痛だった
基本はバス移動だ
誰の隣に座るか、隣りの人とうまく喋れるか
小生の高校は前述したように男子1人に女子3人の割合につき、隣りは必ず女子
移動中のゲームや順番で回ってくる歌
何なんだ
これは銀行も同じだ
バス移動、当然隣りには誰かが座る
銀行は女性社員が圧倒的に多い
必然的に隣りは女性社員
それも年上
学生時代と違うのは、新入社員は盛り上げ役とならなければならない
苦痛だ
隣りにも気をつけなければならない
大変である
夜は宴会
これも苦痛で大変である
新入社員は殆ど食べれない
出し物やお酌
二次会でもお酌、適当に話しを合わせる
一番面倒だったのは、銀行の庶務行員と言われる途中入社の裏方(運転手や案内係等庶務全般を担当)の方々だ
上下関係もなく、且つこの方々は転勤も無いので長年同じ場所に勤務しているので主のようなものである
これは地方店独特かもしれない
とにかく、酔っ払いのおっさんだ
誰が相手をするか
女性社員は煙たがり、無視する
そうなると、暴れる
ここで、あまり公にはなっていない❓事を言うと
旅行には必ず添乗員が付く
あくまでもこの人の意見として聞いて欲しい
『旅行でタチの悪いベスト3は、学校の先生・お坊さん・銀行員』だそうだ
確かにバスのフロントガラス上部には◯◯さん御一行というのがあるが、銀行名は書いていない
書くとまずいからである
それだけタチが悪いのか❓
まあ、そうかもしれない
これを毎年経験
何年か後にはこの幹事も担当
旅行先の事前打ち合わせだけでなく、幹事長次第では下見まで行く
もちろん自腹である
しかし、何年もやっていると案外と良いものである事に気づく
確かに面倒くさい  
でも、あまり喋った事のない人と話しが出来たり、その人の考えに共感したりと学ぶ事も多い 
なにより、お酒が飲めて温泉(そっちかい)は最高である
何年か後には率先して幹事に、その後は幹事長も何度か経験
支店長になると社内旅行を復活させたりと積極的に動いた
初めて社内旅行を経験した女性社員からは、『私はおじさんと旅行なんて考えられないと思っていたけど、実際に旅行を経験するとこんなに楽しいのかを実感出来た』とコメントがあったぐらいだ
しかし、銀行に入社してから4年目の社内旅行は忘れようとしても忘れられない社内旅行となった
これは後日

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