マネーリテラシー




不動産投資にあたって、一つアドバイスをするなら、数字とエビデンスをしっかり見ることだと思います。


個人でも、会社でも、今期売り上げがない、利益がない状態で土地を買うという選択はないですよね。

減価償却ができないのであまり意味がありません。

現金がないという条件下で更地を買い、駐車場にして利益を出そうとするのはナンセンス!!

コンサルティングの仕事をしていて、不動産投資に興味のある社長さんって結構いらっしゃいます。私がコンサルして、2年目で過去最高売上を達成したとき話を持っていったんですが、躊躇して結局購入を見送ったのですが。その後コロナ禍になり2年目で物件買おうとしても買えなくなったんですね。

理由は、PL、BSの数字が良くなかった。コロナ融資を引いた、銀行の支店長から言葉を濁されたなどいろいろありますが、一番は経営判断が甘かったと言わざるを得ないでしょう。

内部留保がある状態で、頭金を出さなければキャッシュフローって上がらないんですよね。

不動産を買い始めたら永遠に買い続けないといけないなんて、勉強不足です!!

減価償却が終わり利益が出たら税金を納めて利益を出せばいいだけのこと。

なかなか、理解できないんですよね。

まぁその社長はガテンの方で、減価償却の意味も知らなかったようでしたので、まずは不動産の勉強もそうですけど、経営の勉強もしたほうが、不動産投資の成功への道筋だと思います。

たとえ現在3%台の利息の融資を受けたとしても、数字がしっかりしていれば最初の一歩を踏み出すことはできるんですよね!!

私は個人で融資を受けていたのですが、会社を立ち上げて融資を引こうとしたら2.65%と言われました。信組に至っては3%を超える金利でした。ただ15年引けるとのことなのでこちらで借りるをいうような判断になるのです。

地方のアパートであれば、築20年代で利回り15〜18%の物件も年に数回出会えます。こうゆうところを狙っていきたいですよね。

つまり銀行から融資を引くことが第一のハードルだとすると、数字を見れば多少金利が高くてもキャッシュフローがでます。これから起きることのシュミレーションをすれば大体が想定の範囲内で起きることです。自分ではどうにでもならないことは(自然災害など)保険でカバーすれば問題ありません。

もちろんアパート経営を始めてから知ることのほうが多いと思いますが、数字エビデンスはしっかりと見れるようにしましょう!!


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