交渉 基礎編



・交渉とは
利害が対立する可能性のある相手との協議で
合意形成を行い、自分の有利な状況を実現する行為。

◎納品期限に規格変更を依頼された
利害が対立 ー 押し戻そうか・・と考える


相手の利害を考える事で、まだやれることが見つかる。

①積極的に準備する
②目標を高く設定する 「人と課題を分ける」事で悪いなーとか思わない。

④誠実である



交渉前に置かれた状況を理解する
・関係者は誰?
・関係者の利害と関心は?

利害関心毎が共通する要素を論点という

【交渉の力学】
BATNA:交渉が決裂した場合の最善策 
留保価値:最低限これ以上は譲らない、というライン
ZOPA:交渉が妥結する可能性がある範囲

・自分のBATNAを高める
・相手のBATNAを読む
⇒自分もBATNAがないと困るように、相手にもBATNAがない、または弱いと譲歩を引き出せる。 
⇒アンカリングしながら、どこに落とすかを決める

10万で売ってた冷蔵庫に、8万なら買うよ。と交渉をしかける。
他店なら8万2000円で売ってくれるところがある。 
⇒相手のBATNAがあるか?  あるいは目標値が低い → お得に買い物が出来る
(相手のBATNA:別の人を探す
(留保価値:6万円) 
⇒相手のアンカリングに引きずられずに、BATNAは? 留保価値は? 
 BATNAが弱いならもっと留保価値に近づけられるのでは? と考える
⇒目標値が相手にとって土台にならないものだと、「わかってない」ととられる可能性がある。 例えば、相手が開発するのは大前提で、時期をもっと早めたい、と思っている場合(=留保価値)、「このスコープは機能開発してくれると、交渉の結果もっていきました」みたいな話をしてもぶちぎれるだけ。




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