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東京都現代美術館「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在」展ほか

2021.04.03 訪問

これはアーカイブだと言い聞かせて更新します…元気にはしてますよ…今回は東京都現代美術館の「ライゾマティクス_マルティプレックス」展と「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在」展についてです

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まずは「ライゾマティクス_マルティプレックス」展。ライゾマティクスというアーティスト集団は、デジタル技術を活かした作品(主に映像)を作っています。コラボすることも多いようで、有名どころだとPerfumeのパフォーマンスに彼らが携わっています。ひとの目には映らない/残らないもの、例えば音とか通信とかひとの動きの軌跡とかを可視化する彼らの作品は、ただ可視化した以上の格好良さを兼ね備えていて(もちろんただ「かっこいい」というだけでは済まされない問題提起をする作品もありますが)、どれも夢中になってみていられました。プログラミングをやっている人だったらもう少し技術的なすごさを見つけられるのかもしれないです

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Perfumeのパフォーマンスで使ったという機械。
Perfumeファンは必見の展示だったのかもしれない。

次は「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在」展。比較的直感的に楽しめる「ライゾマティクス」展と比べると、事前の情報が作品の見方に大きく影響しそうな展示です。少なくとも、面倒がらずに、展示の最初にあるパネルを読んでおくと、より一層展示を楽しめると思います。作品はどれも、静かでどこか歪です。作りかけなのにそこで時が止まってしまったかのような様相をしています。「人の精神の捉えがたさを彫刻言語の深化を通して問い続ける『建物としての自画像』」という、聞いただけではわかったようなわからないような作家の着想から生まれたこれらの作品ですが、ぼんやりと椅子に座って眺めてられるような不思議な魅力がありました。ちなみに展覧会タイトル(という言い方は適切?)に入っている「マーク・マンダースの不在」という言葉なのですが、”彼”のものと思しき服や靴が展示室に置かれており、”彼”の不在を私たちに示していました

東京都現代美術館「ライゾマティクス_マルティプレックス」展
東京都現代美術館「マーク・マンダース マーク・マンダースの不在」展

会期: 2021年3月20日(土)〜 2021年6月22日(火)(終了)

大学院生、めっちゃ忙しくて笑ってしまう。信じられないくらい前に行った展示について書いてあっても気にしないでください…


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