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最近観た良かった映画5つ

雑記的にまとめていきます。

・aftersun (2022)

鑑賞後、2週間はずっと余韻が消えなかった映画。
父と娘の二人がトルコのリゾート地で過ごした日々を描いた綺麗な映画、なんだけどところどころ違和感のある描写がある。
それでラストで「え?終わり?」となって、いろいろ考えて、まさか、と思って、鑑賞直後にもう一回丸々見返して。
それで物語の意味を理解して、泣いた。2回目の鑑賞後はかなりどデカくてかつネガティブめな余韻がズシンとやってくる。ずっと考えてると落ち込んでくるようなそんな余韻。かなり切ない話だし理解に時間かかるけど、皆に見てほしい。

・グッドウィルハンティング (1997)

ずっと気になってて、ようやく観た作品。素晴らしかった。
人に心を開きたがらない青年と心理学者のお話。
マジでね、ロビン・ウィリアムズが本当に良い役してる。ずるい。
公園で「君から学ぶことは何もない」って話するシーン、マジで良い。
あと「君は悪くない」のシーンもマジで良い。
ラストでベン・アフレックが主人公(マット・デイモン)の家に来てからのシーンも、マジで良い。
名言と名シーンが多すぎて、全人類に見てほしい。

・導火線 FLASH POINT (2007)

香港のアクション俳優ドニー・イェンが警官役で悪者相手に暴れる映画。
と聞いて観てみたけど、物語のラストまではそこまでアクションはなくて、相棒でいう亀山くんポジションのキャラを中心にストーリーが進む。
なんかストーリーよく分からんしツッコミどころも多いし、期待外れだったな…と思いながら見続けたけれど、ラストバトルが、最高でしたね。
ラストはドニー・イェンと敵の親玉がステゴロでひたすらファイトする展開なんだけど、ドニー・イェンの柔術メインの戦い方がマジでかっこいい。
殴り合い蹴り合いだけじゃなくて、締め技・関節技・寝技まで駆使しまくりなのがマジでかっこいい。ラストで大満足だった。

・雨の日は会えない、晴れた日は君を想う (2015)

学生時代ハマっていたロックバンド[Alexandros]のVo.川上洋平が絶賛していたのに影響されて大学2年生の時に観たけど、意味わからんかった映画。
それから6年くらい経って社会人になった今もう一度観てみたら、普通に泣いてしまった。社会人になっていろいろ価値観とか変わったのかな。
妻を亡くした主人公が自分の感情が分からなくなりつつも何とか自分の心と向き合おうとする映画。
正直この映画で何で泣いたかとかこの映画の良さとかは、言語化できない。
映画本編とも絡むけど、人間の心や感情って自分自身でも到底理解しきれないし、それをすべて言語化するなんて到底無理。というかする必要ない。
自分も最近自己理解について悩むことが増えてたから、そんな時に見れて良かったなという映画。
あとどうでもいいけど主人公を演じるジェイク・ギレンホールはゾディアックで主演してた時もそうだったけどどこかに狂気の片鱗を感じる不穏な人間みたいな役が似合いすぎてる気がする。

・場所はいつも旅先だった (2021)

Xで話題になっていたのに影響を受けて自分も観た。
結論、良い意味で眠くなる映画だった。良い意味で。
静かで綺麗な旅先の映像(アメリカ、スリランカ、台湾、とか)に穏やかなナレーションがついていて、作者の旅感が語られる。
有名な観光地じゃなくて、その国の日常が垣間見える場所でその国の暮らしが淡々と流れていて、世界には自分と同時にいくつもの場所でいくつもの人がそれぞれの人生を歩んでいるんだなあと再認識させられる。
綺麗な観光地の映像とか派手な展開とかは一切皆無だけど、自分はすごく好きな映画だったし、一人で海外旅に出たいなという欲が掻き立てられる映画だった。
あと映画内で度々出てくる写真がどストライクに素敵すぎて、自分もああいう写真を撮れる人間になりたいなと思った。

せっかく良い映画を観たのだからアウトプットまでしないとムズムズするなと思い書き殴ってみました。
また気が向いたら書こうと思います。

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