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視覚障がい者と点字!ぶっちゃけ必要なの?覚えるの難しくないの?

どうも、最高亭(さいこうてい)です!

今回は、「視覚障がい者と点字」をテーマに、noteを書いていきます♪
僕自身、点字の勉強を始めたのは最近です。

なので、点字を完璧にマスターしている訳ではありません。

ただ、

僕と同じく視覚障がいの方で、「点字を勉強したいけど、始められずにいる」方に対しては、伝えられるメッセージがあると思って、noteを書いてます🎸

  • 「点字って難しそう」

  • 「点字ってそもそも必要なの?」

  • 「点字を覚えた所で生活が楽になるとは思えない」

こんな風に思っている方は、ぜひ最後までご覧になってください!

点字を覚えて何ができるようになる?


さてさて、ここから本題に入ります。
僕が点字を勉強しながら、色々調べた所。
点字を勉強すると、こんな事をサポートもしくは、無理なくできるようになります。

  • 点字図書館の本が読める

  • 点字でメールが打てるようになる

  • 健常者と同じくらいの速度で文章が読める

  • 公共機関が利用しやすくなる

1つずつ、詳しく書いていきますね!

 ◆その1:点字図書館の本が読める


僕も知らなかったんですが、全国には「点字図書館」なるものがあるみたいです(^^♪

僕は本を読むのが割と好きなんですが、最近は本の文字を読むのが視覚的にキツくて悩んでました。
だから、普通の図書館で点字の本を買いに行った訳なんですが、そんな本全然ないんですよね。

子ども向けの、「点字のえほん」みたいなのは1.2冊ある程度でした。

どうやら、点字が入った本を読みたい場合は、点字図書館を利用するみたいなんですよね。
つまり、点字図書館の本であれば、たとえ文字が読めなくなったとしても、情報をインプットできる訳ですよ!

今の時代。
動画だけでもたくさんの情報は得られますが、やっぱり書籍の情報量というか、情報の濃さには勝てない面もあります。(一概には言えませんが…)

そんな中、点字を学んでおけば、点字図書館を通じて質の高い情報を得られるので、僕はかなりメリットがあると思っています。

ちなみに、点字図書館では送料無料の郵送貸し出しもやってるみたいなんで、視覚障がい者にとっては、マジで救いになると思います。
もちろん、一般図書よりも取り扱い点数は少ないです。

でも、点字を理解しておけば、

「本を読む」

っていう選択肢を、捨てなくて済むんですよ。
これが僕は、最大のメリットだと思いますね♪

 ◆その2:点字でメールが打てるようになる


点字を理解すれば、専用の点字入力機器を活用して、点字でメールのやり取りができます。

ブラインドタッチができれば、ある程度手元を見なくても文字は打てます。
でも、やっぱり誤字脱字はあるし、「ちゃんと打ててるのかな?」っていう精神的な不安もあります。

でも、点字であれば指の感覚によって、

【確信を持ったうえで文字が打てる】

訳ですよ。

僕もまだ詳しくはないですが、最新の機器であればパソコンと繋ぎ、文章の点字化ができ、メールだけでなくインターネット検索もアシストしてくれますし、音声読み上げ機能によって、点字入力やネットサーフィンのアシストまでしくれるみたいです。

つまり、点字を勉強すれば、文字が読めなくなったとしても、人との文章によるコミュニケーションが行える。

もっと言うと、コミュニケーションを怖がらなくて済むと、僕は思っています!

 ◆その3:健常者と同じくらいの速度で文章が読める


僕はまだ、目で点字を見て読める程度のレベルです。
なので、あくまで友だちから聞いた話ですが、点字を指の腹で読めるほど習熟していくと、かなり早いスピードで文章が読めるらしいです。

僕の友だちは会社勤めで、とある社員が視覚障がい者で、障がい者雇用として働いていて、その方が点字を指でなぞって読んでいる所を見てビックリしたみたいなんですよ。

もう、健常者が文章を読むくらいのスピード。
指の腹で点字を軽くなぞって、「はい、分かりました」みたいな(笑)

時間にして数秒ですよね。
こんなスピード感で、文章が読んでるらしいのですよ。

もちろん、読めるスピードは個人差があると思います。
その方が、特別点字を読むのが早かったのかもしれません。

でも、健常者と同じくらいのスピードで、文字情報を処理できるってのは、僕自身かなりロマンを感じますよ(^^♪

それくらい点字ってのは、習熟する価値があると僕は感じています。

 ◆その4:公共機関が利用しやすくなる


ここについては、みなさんも普段から感じている所だと思います。
眼が見えにくくなると、電車の切符購入とかエレベーターの階数ボタンを押すとか、色々できない事が増えてきます。

でも、公共機関であれば、至る所に点字が打ってあります。

実際に僕も触ってみましたが、まだ指で読む事に慣れていない僕でも、エレベーターの階数を表した点字は読み取れました!
僕は全盲ではないものの、エレベーターの階数ボタンは読みにくいので、点字があれば自信を持って、ボタンを押せると思いましたね(^^♪

そんなこんなで、点字を読めるようになれば、ザっと考えただけで、こんなにも多くの事ができるようになるんですよ。

もうこれは、ロマンしかない。
少なくとも僕はそう感じています♪

今の所、
かなり簡単に覚えられてる


ちょっと長くなってきたので、もっと書きたい事あったけど、この項目で最後にします!

結論から言うと、僕は今の所「かなり簡単に点字を覚えられています!

今勉強してるのは、

  • かな文字(50音)

  • 小文字

  • 濁点・半濁点

  • 特殊文字

  • 数字

こんな所ですが、これくらいであれば1ヵ月くらいで、多くの方が点字を読めるようになると思います。

つまり、今。

  1. 「きょうは よるごはんに まくどなるどを たべたい」

  2. 「ぽけもんさいしんさく はやくあそびたいなー」

  3. 「てぃっしゅほしい ちょうだいー」

これくらいの文章は、今僕は比較的さらっと読めます!
で、1ヵ月もあればみんなも読めるようになると思います。

もっと言うと、かな文字だけであれば、1日でなんとなく読めるようになります(笑)
かなりシステマチックに点字は作られています。

ローマ字を読むみたいに、「カ行のイ段だから【キ】だな」みたいな感じで、さらっと読めます!

一方で、特殊文字とか数字、さらに今後アルファベットとかが出てくると、かなりややこしくはなります。

でも、皆さんんが思っているよりも、《点字は難しくない》っていうのを僕は伝えたいですね。

そして、将来的に得られるメリットも大きい。

つまりは、視覚障がい者であれば、点字を学んでおくべきである!

無責任かもしれないですが、僕はそう思っています。
僕は今後、さらに点字を勉強して、いずれば

“指の腹で軽くなぞっただけで、文章を読めるようになりたい”

そう思っています(^^♪

では、今回はここまでにしたいと思います!
次のnoteでお会いしましょう♪

ばいばいー🎸

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