視覚障がいの方！kindleの設定読みやすくしてる??
どうも、最高亭（さいこうてい）です！
ここ最近投稿した記事、
今までよりも「スキ」をしてくれる方が増えてきて嬉しい限り！
いつも読んでくださってる方、ありがとうございます。
さて。
そんな中今回は、視覚障がい者と読書をテーマに書いていこうと思います。
僕自身、進行性の視野障がいを持っていますが、数年前までは、
なんとか見えにくい眼をこらしながら、本を読んでました。
でも、正直かなり眼に負担をかけてる感じがあったんですよね。
眼は疲れるし、読むスピード遅いし、表や図は見えないし。
そんな感じのストレスが重なって、
“しばらく読書をしなくなった期間”がありました。
ですが、電子書籍アプリで非常に有名なkindle。
このkindleの設定を変えることで、かなりストレスなく読書ができるようになったんですよ(^^♪
なので、今回は僕と同じように、
「読書をしたいけど障がい的にキツイ」
「症状が進んだから読書は諦めた」
「読書で勉強するのはもう辞めよう」
みたいに、視覚障がいと読書の相性の悪さを痛感して、読書を諦めかけている方に対して、kindleの読みやすい設定を共有したいと思います！
音声読み上げじゃなくて、自分の眼で本を読みたい。
そんな方は、ぜひこのnoteを最後まで読んでいただけると幸いです(^^♪
そもそもオーディブルとかじゃダメなの？
kindleの設定を解説する前に、少しだけ前談をさせてください。
僕はkindleの設定を変える前に、
読書しやすくするため、色んな方法を試してみました。
文字の拡大鏡を買う
そもそも文字の大きな本を買う
kindleの読み上げ機能を使う
kindleで画面を拡大しながら読む
音声で書籍を読んでくれるオーディブルを使う
ざっと挙げても、これくらいは試しました。
この中だと、Amazonが提供してるオーディブルが一番良かったです。
でもやっぱり、
眼で読むのと音で聞くのでは、頭に入ってくる感じが違うんですよね。
なので、
これらの作戦は全部失敗ですよ。
ハッキリ言うと。
拡大鏡は文字がゆがんで読みにくい。
文字の大きな書籍はそもそもあまりない。（読みたい本が少ない）
読み上げ機能は調整が難しくて逆にストレスになる
オーディブルは頭に入ってこない
だから、オーディブルとかじゃダメなんすよ。
僕の中で、それは「読書じゃなかった」んですよね
そんな中、
“シンプルに文字を読みやすくする機能”
としてであったのが、kindleの背景設定です！
“背景設定”すれば
kindleは劇的に読みやすくなる！
kindleの背景設定ですけど、言ってしまえばこれは、
iPhoneなどのスマホで実装されているダークモードとほぼ同じ理屈です。
ただ、僕はiPhoneを使ってるんですが、
iPhoneでダークモードにしたとしても、
kindleの書籍には適用されないんですよ。
白背景に細い黒文字。
このkindleのデフォルト設定は、iPhoneでダークモードにしても変化しないです。
つまり、
視覚障がい者のkindleの読みにくさは変わりません。
そんな中、活躍するのがkindleの背景設定ですよ！
非常に簡単なので、これから紹介していきますね♪
〇背景変更のやり方！
まず、何も設定していないkindleの画面はこんな感じです。
（読みたい書籍をダウンロードして、「ライブラリ」から書籍を選択すれば、本が開かれてこのような画面が確認できます。）
【デフォルト設定：白背景黒文字】
どうですかね。
これじゃ、かなり読みにくいっすよね。
でも、ここからです。
読みたい本を開いたら、画面を1回タップしてください。
すると、画面上部にツールバーが表示されるので、その中の「Aa」を押してください。
（僕はiPhoneの設定をダークモードにしているため、上部ツールバーが黒帯で表示されていますが、デフォルトでは白帯なのでもっと見にくいかもです…）
「Aa」を押すと、画面下部に設定画面が開かれます。
その中に「レイアウト」というタブがあるため押してください！
画面が切り替わり、
「ページの色」という項目が表示されるため、
一番右にある黒色を選択します。
すると、
こんな感じで背景が黒色になってかなり文字が読みやすくなるんですよ！
【背景色を黒に変更】
文字が完全な白ではないため、やや不鮮明とも言えます。
でも、デフォルトの白背景に黒文字よりも圧倒的に見やすくなってませんか？
これが、kindleの背景色設定のすばらしさです♪
〇その他の設定もやっておくのがおすすめ！
先ほどの「Aa」を押して表示された設定画面で、
背景以外にも色々と変更できますよ！
例えば「フォント」タブ。
「フォント」タブでは、文字のフォントや文字の大きさが変更可能なんですよね。
僕はちなみに、文字の大きさを＋3くらいしてます！
また、設定画面下部には常に明るさ調整のバーが表示されています。
画面の明るさも眼の調子に合わせて、簡単に調整可能です(^^♪
他にも「テーマ」タブでも色々変更できるので、
自分好みにkindleをカスタマイズして、
最高の環境で読書を楽しみましょう!!
〇一部非対応な書籍もあるので注意！
こんな優秀なkindleの各種設定なんですけど、
残念ながら、一部非対応な書籍もあるんですよね。
例えば、PDFとか画像。
これらは背景色を黒にしても、色が変化することはありません。
すでに埋め込まれたデータなので、
背景色を変えても画像の読みやすさは変わらないです。
それと、出版社側で特殊なフォーマットを設定している場合ですね。
この場合は、「そもそも背景色の変更ができない」ケースもあります。
背景色を変える項目そのものがないんですよ。
こればっかりはどうしようもないですね汗
残念ですが…。
加えて、どの書籍が背景色を変えられるのかは、
実際に書籍をダウンロードして設定画面を開くまで分からないんですよ。
これが結構厄介ですが、kindleでは「サンプルダウンロード」機能が搭載されているので、まずはサンプルをダウンロードして、背景設定が可能な書籍かどうかを確認してから購入のが良いと思います汗
この点はややネックです。
それでも大部分の書籍は読みやすくなるので、
ぜひkindleの背景色設定、実践してみてください！！
視覚障がいがあっても読書できる喜び♪
僕は人生の途中から視覚障がい者になりました。
病気的に年を重ねるごとに症状が進行していってるので、元々あった読書週間が途中で崩された感じなんですよね。
なので、
余計に「障がいによって読書ができない」っていうのがきつかったです。
でも、今はkindleの背景色設定に出会って、
かなりカジュアルに、そしてストレスフリーに読書がまた楽しめてます(^^♪
結構感動してます。僕の中では(笑)
一方で、
そんな想いをしている人が僕以外にもいるのであれば、
背景色設定をいち早く伝えたい！
そんな想いで、今回noteを書いてみました♪
視覚障がい者であっても読書が楽しめるってのは、
とてもロマンがあるなと僕は思います。
テクノロジーの進化には、本当に頭が上がりませんね。
そんなこんなで、長々と書きましたが、
今回のnoteはここまでにします！
次のnoteでお会いしましょうー！
ばいばいー♪
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