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Satsuki 28【すえる】

5月にもなって今更インフルエンザA型に罹っておりました。

実際のところもう治ったし学校にも行けるが、まだ体に破片か何かがいる気がする。お医者さんに聞いたところ、いわば体の中の炎症なので、年老いるとシャキッと回復とはいかないとの事。5歳の頃とかと比べていたのでそりゃそうだったのかもしれない。

インフルエンザに罹って更新が止まっている間に色々あった。(中間考査の1,2日目アリ)

ただひたすら体温計に37.nと表示されていたため、いつ終わるんだ!と思っていた日が2日ぐらいあった。そういう日はたいてい鬱っぽい感じが少し混じるのでどうしようも無くなって思考が全部虚無に寄る。

そうこうしているうちにウイルスは何処かへ行って平気になる。言わないでいたどうしようもない模試の成績が見つかる。また母に叱られてしまった。こうした時の私は母親の意見が正しいと思うので言い返す事もなくどうしようもなく黙ってしまうので毎度母親を苛立たせてしまう。両親以外に叱られている時はこういうことは絶対無く、言い返すとかそういう事もあるのだが、何故か母親・父親に怒られている時は黙ってしまう。どうしても手を焼いてしまい申し訳ない。

怒られるというのはどうも苦手で、いつまで経っても慣れない。多分幼少期に怒られて無さすぎたのが原因だと思われる。怒られるような何かしらの冒険をするようなタチではなかったので怒られてこなくてこのまま大人になってしまった。

今日は今日で模試があったのだが、440分かけてゆっくり「おまえはなにもできません」と言われている感じがした。無念にも程がある。

叱られたり、無力を感じたりしているうちに、内省のうちで分かってはいた事だが、改めて私はこれから嘘みたいな努力をコストとして払う必要があるのかもしれないということの輪郭がしっかりしてきた。

元々何故大学に行きたいのかとかは無いが、今のところ何かやるとなった時に後々怠いことが起こっても嫌だなあという事が一番の動機だということが分かっている。動機は薄いし望みも薄いが、やるだけやってみるつもりではある。

嘘みたいなお勉強してみて何処まで行くのかは気になる。動いてくれ、私の筆記用具。

(おわり)

【本日の無い組み文字のコーナー】
ショ
コタン

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