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Kannazuki 20【こうし】

今日は中間テストがあった。
数学→現代文→英語。

結果としては現代文以外は大惨敗。数学はいつまで経っても上手く理解できない範囲への出題で敗北し、英語はいつも通り(そうであってはいけない)酷かった。現代文は漢字はてんで分からなかったけれど、それ以外はまあ埋まった。テストと呼ばれる物をするたびにこう言う感じの薄い後悔をしている気がする。成長は無い。

中間テストは午前中に終わったので食事をとって家に帰る。窓際の日向がポカポカしていたので「ポカポカしているなあ。」と思っていたら結果的に寝過ごして塾を12分遅刻した。ポカポカしなければ良かったのだが、あの時間は微妙に幸せな時間だったのだと思う。振り切れて幸せとは思わないのだが、あって良い時間。

塾の授業。物理。先生が脱線話の中で大学生になると遊んでしまうだろうが、25,26歳ぐらいまでにこれは何も苦にならず10,000時間出来るなと思った物を見つけろ。という話をしていた。「ありま〜〜す」と思った。なぜ大人は私を受験から逸らすような人生のアドバイスをするんだ。やめてくれ、逸れちゃいたくなるから。

私の周りに居る同い年の人達って明確にやりたい事とかって無いのだろうか。こればっかりは良く分からない。自分や他人の何処が特殊で何処が凡庸なのかって誰も教えてくれない。

家系ラーメンをまた食べる。これは完全に中毒だなと思いながら入店する。何でこんなに悔しいんだろうか。何となく味玉ラーメン(+¥110也)を注文したのだが、苦しい。どう考えても味玉が要らない。注文時の欲望のせいで110円と吐き気を損をしている。何の得にならない所に110円を使ってしまった。メモ:味玉は要らない。

最近になって気づいたのだが、身の回りに格子状のものが多い。床のタイルが正方形敷き詰めだったり、壁の煉瓦がマス目状だったりする。全部が“盤面”だったらと思うと少しゾクゾクする。視界に自由にパズルが浮かび上がってきたらそれはそれで楽しい世界になるだろう。

京都やら札幌やらの「碁盤の目」と呼ばれる土地構造をしている都市が丸ごと一つの盤面になっていたらとかそういう事を思う。セカイ系パズルとでも呼べば良いのか。出来たら面白そうだけどいざやるとなると途方もないだろうな。でも見たいし解きたいな。出でよ!権力!

明日は学校ナシの塾アリのナシアリ。そういう日。

(おわり)

【本日の万物山崩し】
紫色でなく、甘くなく、尖ってなく、スポンジ製でなく、球状でなく、薄くなく、食べれなく、『ん』で終わらなく、身に付けなく、金属製でなく、人名でなく、『あ』で始まらなく、海洋生物でなく、楽器ではなく、『ー』が入らなく、立方体でなく、サバンナに生息しなく、文房具でなく、地名でなく、『っ』が入らないもの→「ジェンガ」

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