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Kannazuki 27【むきに】

今日はあったぞ色々。でも「書くか」となったのが23:30だからまた日付をはみ出しそう。ああ、また毎日投稿とかいう切れた時に悲しくなるためにある概念が切れる。

1時間目から自習だった。大体教室一番乗りの私はその掲示を見て、情報をクラスLINEに流さない。残念なことに私は出来た人間でないので、こういう時に1時間目が無い事を知った他人が登校の先延ばしを計画するのが癪である。私と同じ、またはそれ以上にがっかりして欲しい。

倫政の時間が、政治経済分野が一周し終えたので、過去のセンター試験などの倫理の問題を解いていく時期へと移行した。過去問を纏めたものを貰ってそれを見ていくという工程。構造上、特段の質問が無ければ、目の前に先生がいる必要が無い。「授業」という概念から「先生が干渉する」を引いたらこんな奇妙な空間が出来上がるのかと思うと面白い時間になっていきそうな気がする。

出席を取られない物理の授業が6時間目にあるのだが、なんか昨日唐突に「明日単語テストやるから」と言われていたせいで、学校を切り上げ、単語帳をやらなきゃいけないんじゃ無いかと思ってしまった。葛藤がそこにあった。

私の中で学校の授業というのは残り回数の少ない尊重すべきものという認識でいる。そんな中で塾の単語テストがやばいから「学校を早めに切り上げる」みたいなとても打算的な行動をとって良いのかと悩んだ。

結果普通に授業に出席した。ここで意思を曲げると何かが戻らなくなってしまう気がしたのでそうした。もうこの際単語テストのことは無視しよう。

学校が終わり、制服のまま塾に着いて、教室が開いていなかったので自習室で少し待っていると、スタッフの方に単語テストを貰った。スタッフの方が言うことには、単語テストは自宅でやってきて採点して見せればそれで良いらしい。結果的に最善手であったことが分かった。2択に勝った。

自習室のどこが空いてるかを探しながらキョロキョロしていると、同級生から「ここ開いてるよ。でもタイヨウ来る。」と言われた。タイヨウという私の知らない同級生が席を取っているのかと思い、「流石に席を奪う訳にはいかないよ。」と言うと彼女は要領を得ない顔をしており、そこで窓から強く日が差す事を言っていると気づいた。

「ああ、タイヨウが来るってsunの太陽か。人名かと思った。」と補足したのだが、別の同級生に「まあでも“sun light”な」と言われた。なんか癪かつおかしいと思ったので、「太陽光がさして眩しいので”sun light“と言うべきなのも分かるが、私は『タイヨウ』という音にに引っかかっていたので、太陽光を意味する”sun light“を使用せずに”sun“と表現するのも間違いでは無いのでは。」と反論したが、流された。

悔しい。パンチだけくらってカウンターが打てなかった。意外とこういう跡が10年後20年後にふと思い出される。

変にムキになっていると言う自覚はあるけれども、この話全体でモヤっとしている。嫌だな、この感覚。早く忘れたい。

(おわり)


【本日の万物山崩し】
紫色でなく、甘くなく、尖ってなく、スポンジ製でなく、球状でなく、薄くなく、食べれなく、『ん』で終わらなく、身に付けなく、金属製でなく、人名でなく、『あ』で始まらなく、海洋生物でなく、楽器ではなく、『ー』が入らなく、立方体でなく、サバンナに生息しなく、文房具でなく、地名でなく、『っ』が入らなく、積み上げなく、漢字三文字でなく、商標でなく、縁起物でなく、液状でなく、昆虫でなく、建物でないもの→「テニス」

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