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Nagatsuki 22【きょむ】

雨が降っているねえ。雷が落ちたねえ。
学校は文化祭準備があったので高3はお休み。

今日は何もやる気の出ない日だった。多分天気のせい。これまでの「何もしていない」を標榜してきた日の中で1番何もしていないかもしれない。作劇中描く必要のない日。


という事で今日はめちゃくちゃな長さ(当社比)書いてやろうと思う。noteの機能としてキーボードの少し上に今何文字の記事になってるかが表示されているので、この文字数が「おっ」となるぐらい書く。

3年前に、.txtラジオというものをニコニコ生放送でやった事がある。よく見ている配信者さんみたいな感じでラジオをやってみたくなったが、親が居て喋るのがままならないので、メモ帳を映してそこに筆談していくというスタイルでやった放送。一人喋りというのが全然出来ないけどタイピングだと意外とすらすらと打ち込めた覚えがある。もう誰も放送の録画を持っていない。今日はそんな感じになると思う。

私が何かしらのタイトル付けに拡張子をよく使うのはこの辺から来ていたりする。私の中で拡張子というものに何とも言えない「良さ」を感じている。

一応これを思い立った入浴中に何書こうかなみたいな事を色々考えていたけれど、記憶力が無いので全部忘れてしまった。勿体無いとは思っているが、こういう事は結構ある。「これは日記に書きたいな......」と思った朝10時に起こった出来事が日記に書かれることは少ない。日記というのは「23時に思い出せる今日」を書き留めていく作業であって、「一日を圧縮して活字にしたもの」が出来上がるとは限らない。

なんか数日前も書いたような気がするが、文章を書くのって難しい。句点はまだ分かるけれど、読点の打ち込み方がいまいち分からない。一回書いたブロックに戻ってきて読点を追加して行く種蒔きのような作業をする事が度々ある。

よくある国語の「n文字以内で述べなさい。」という問題の答案に、読点を追加しそびれて泣く泣くそのまま提出した思い出が沢山ある。あれって手書きだし、解答欄がマス目に区切ってあって、句読点も1文字とするから修正が全然効かない。読点を打ちたいだけなのに30文字ぐらい全消しするのは流石に怖い。

幼い頃に自力で“思う”を発見した記憶が残っている。当時の私は「音を出さずに喋るやり方を考案した!」と言っていた。口では「ハンバーグ食べたい。」と言いながら、音の出ない声で(積み木......)と喋れるという事に感動していた。今振り返ってみると「嘘」の発案だったのかもしれないし、「無関係」の発案だったのかもしれない。兎に角、関係ない2個を同時に考えられるのが嬉しかったと思う。

思った事が小さい原稿用紙に打ち込まれて出力されれば良いのにと考える事がある。紙片のような物がそれなりの支障無い部位からミ~~と出てくる生活。

話を変えるが、文豪ストレイドックスが今凄い。まずそいつは何だという人のためにざっくり説明しておくと、文豪と同じ名前のキャラクター達が同名の文豪の著作の能力でバチバチに戦う話。漫画原作でアニメ化されており、今第五シーズンまで放送されている。

私はアニメ派で、配信されてる奴をちょくちょく見て追っているのだけれど、この手の漫画のアニメ化作品にありがちなこととして、単行本派とか本誌派がアニメのちょっと先の展開まで知ってるみたいな事がある。

今の文豪ストレイドックスはその辺が凄い事になっている。第五シーズンの最終話が放送されるタイミングで、その先の展開を知ってる読者が一人も居ないという状況だった。要はアニメが本誌に完全に追いついて、追い抜いたのである。漫画原作アニメでアニメの方が新展開を描き出すのってやっていいんだ。

もちろん作中でそれに触れる事とかは全く無いし、それに触れるどころじゃ無いぐらい作内の状況がピンチだけど、構造として面白すぎる。

もちろん内容が好みでアニメを追っているのだけれど、追ってるアニメがアニメ化で本来あり得ない事をやってのけているという状況にゾクゾクする。

構造メタのような物って、あればあるほど好きかも知れない。物語を楽しんでるから外枠で殴らないでくれと思う人もいるかもしれないけれど、私はそういうのも大好き。多分これから自分で作ったりする物の中にも外枠で殴りかかったりする事が結構ある気がする。

思い出したけど文ストの演出に思ってる事や場面説明が原稿用紙に打ち込まれるのあったな。これじゃん。

(おわり)


【本日のマルバツクイズ】
原稿用紙のマス目の間にある長方形のスペースの名称は、
『ブロードウェイ』
◯か✕か。

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