金沢 東茶屋街~兼六園~香林坊
平成8年(1996)2月22日(木)
晴れ
5:30に起きてお風呂に行き髪を洗う 温泉に泊まるとこれがいい
窓から見ると雪がボンボン降っている
心配になる
朝食は湯豆腐がついて暖かい
8:03バスに乗るべく宿舎を出る
バス停を聞いて出たがわかりにくい
どうも教え方が下手だ バスはすぐ来た
雪はきれいに止んで日が射してきた 辺り一面真白でまぶしい
七尾駅に8:20くらいに到着
8:41の金沢行きに乗る
帰りは昨日の輪島からも今日も鈍行
やはり雪が降ったり止んだり 山の木々がすっかり雪をかぶって美しい
旅情を感じる
金沢着10:09 いいお天気になった
コインロッカーに荷物を入れて手ぶらで歩きバスで橋場町まで行く
さして長くない通りに雨側にお茶屋が並んでいる
ところどころにある案内図を見ていたら交番のオマワリサンが出て教えてくれる 東茶屋街に行く
さして長くない通りに雨側にお茶屋が並んでいる
昔ながらのものもあれば新しいものもある
二軒公開しているのでそれぞれ入る
武家屋敷 町家は何度も見たがお茶屋は初めて
全体の印象はせせこましい ここで船頭衆が芸妓と遊んだかと思う
当時は最高の遊びだったのだろう
今ではこんな狭いところでといった印象である
一軒のお茶屋は抹茶付き 天井が低い当時の日本人は小さかった
ベンガラ塗りの赤い壁がなまめかしい やはりどことなく色っぽい
浅野川を右手に見て卯辰山公園に行き鏡花(*小説家)の碑を見る
天神橋を渡ると鏡花道というのがある
歩くと瀧の白糸の像があった
(*泉鏡花の小説『義血侠血』を原作とする映画等のタイトル)
カミシモをつけて扇を持ち水芸をしているところ 座っている
寺島蔵人邸に行くが今日は休み
ここは裏道でゴチャゴチャと家が並んでいる
美味村に行き着く
森八で長生殿他を買いここで昼食 治部煮セット これもおいしい
この地の食物はおいしい 人は愛想のない人が多いが
ブラブラ歩いて兼六園下に着く
兼六園には入らずその横の友禅会館に行くがここも休み
坂をずっと上がり上りきったところに成巽閣がある
雛人形とその道具展をやっていた
雛人形は次郎雛と言う丸顔のお雛様 それよりその道具がすごい
小さい道具一つずつとても精巧にでき出来ている
前田のお姫様がこれで遊んだのであろう
建物立胍金沢は戦災にも焼けなかったので今もこうして残っている
うらやましく思う
近くにある本多遺品館も休み
坂をずっと下っていくと香林坊に出る
石川近代文学館に入る 旧四高(*高等学校)の建物である
赤レンガのこれも立派な建物 昔の建築物は風格がある
ゆっくり見たいが気が付くと3:00過ぎ あまりぐずぐず出来ない
さあっと見て香林坊を少し歩いてバスで駅へ
さすがにくたびれたのでコーヒーとケーキで一休み
荷物を出して駅弁とパンを買う
ホームに上がると4:26発のスーパー雷鳥サンダーバード号と言うすごい名前の特急がきた
車内は普通の雷鳥よりきれい 乗り心地は新幹線と同じ
福井 京都 新大阪 大阪にしか止まらない
新大阪19:06発のひかりに乗る
お天気に恵まれてよかった
コーヒー 100 −
バス(和倉温泉~七尾駅) 330 −
茶屋 300 −
茶屋(抹茶付き) 1,000 −
菓子(森八) 1,700 −
昼食 1,200 −
成巽閣 400 −
近代文学館 300 −
バス(香林坊~金沢駅) 200 −
ケーキセット 700 −
コインロッカー 300 −
計 6,500 −
総計 62,155 −
(代理人より)
分かりずらそうな名詞には(*XXX)といった注釈を付けました。
”さして長くない通りに雨側にお茶屋が並んでいる”の「雨側」はたぶん間違っていますが分かりませんでした(泣)
地名を知らないというのもあるのですが、本人の字が読みずらい...
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