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ドダイトスってすごいのよ!!



  こんにちは しゃるです。

 スターバースが発売されて始まりましたポケモンカードの新環境。 レギュ変更の時期は、新カードのパワーで新しいデッキがたくさん生まれ、それぞれが試行錯誤を繰り返しながら楽しく遊んでいることでしょう。

 そんな中で 今回は僕の最近イチオシ非Vデッキである「ドダイトス」デッキを紹介したいと思います。


 ドダイトスについての紹介や、うらこうさく型 チラチーノ型 ビーダル型 アルセウス型の利点や解説については、他にも何名かのnote記事がありますので、 ぜひそちらの記事も読んでみてください。


 それでは、順を追って最初に組んだデッキの山と、その変遷について紹介していきます。



 試作案


  ヒメンカ→ワタシラガをベンチ展開、エネルギー加速の役割として、ベンチでドダイトスを育てていき、準備ができ次第 途切れることなくドダイトスでワザを使っていくことを目指しています。 また、ビーダルを1-1採用にして、サポートを使わずに手札の補充、エンペルトとスピアーで「エボルプレス」の最大打点300(330)を狙いやすくしています。


 デッキの展開パターンや 狙いたい動きは最初に組んだ時点から変えず、一人回しや対戦をして、少しずつ山を変えていきました。


  ヒメンカ型の利点として、「なかまをよぶ」で最大3体のベンチ展開ができること、進化後のワタシラガが採用している二種類とも優秀で、「特性 わたはこび 」によって毎ターン確実にエネルギーを手貼りできること、ワザの「めぐみのわたげ」でベンチに草エネルギーを3枚加速できることができるので、先行後攻どちらからでも ヒメンカから入ることで理想盤面が作りやすくなっています。

 簡単な回しかたについては 後述します。


 改良案 1


 画像では分かりにくいですが、キバナ ハイパーボールが1枚ずつ 頂きへの雪道に変わって2枚入っています。

 雪道が入った理由として、ミュウVMAX アルセウスVSTARが入るデッキへのスタジアム貼り変えの要求を少しでもあげたかったからです。(ターフスタジアムは基本無視されて、貼り変えてもらえず、トレーニングコートなどに貼り変えてもらいたいというのもあります。)


改良案2

 変更点が多くあります。
OUT
クイックボール  1
ふしぎなあめ  1
マリィ    1
雪道    1

IN
レベルボール  2
シロナの覇気  2

 増やしたレベルボールと新しく入ったシロナの覇気について、 
 レベルボールは ナエトル ヒメンカ ワタシラガ(両方) ビッパ  マナフィになるカードで、最初に引ければ引けるほどありがたいカードです。 先行後攻問わず、確実に使いたいため最大数の採用にしました。クイック ハイパー合わせて8枚あるので、種切れ負けを防ぎたい目的もあります。

 デッキを組んだ当初は、ビーダル採用に甘えて ドローサポートはマリィだけ、枚ターンキバナを使っていけば、手札に困らないだろうと考えていました。盤面が完成していれば、それでも充分に回せるのですが、盤面が完成するまでに必要なカードをもってくるためには序盤に使えるドローサポートが必要だと回していて感じ、ビーダル1-1のどちらかがサイド落ちしていても、ある程度保証できるようにシロナの覇気を採用しました。 非Vゆえに手札をのこしつつ最大8枚になるようドローは使いやすいです。

 抜けたカードは渋々といったところです。枠がカツカツなのはどのデッキも変わりませんね。

  
改良案3(現在の山)


OUT
エンペルト  1
基本水エネルギー  1

IN
ふしぎなあめ  1
基本草エネルギー  1

 エンペルト+水エネルギーが入っていた理由として、キバナ1枚から起動して、ベンチ狙撃によって裏のメッソンなどのシステムたねポケモンを倒すため。エボルプレスで被弾し、倒しきれなかった相手のVMAX VSTARがベンチに逃げた場合の追い討ちができることからでした。1エネでワザが使えるので、ベンチのドダイトスを育てる時間を作れたというのもあります。(キバナ込みの場合)
 しかし、思っていた以上に条件を満たしづらい(トラッシュにエンペルトかつ手札0枚)ことと、エネルギー問題は、ワタシラガで解決できそうだったこと、スピアーのほうが出しやすくエンペルトまで置くベンチに空きがないことから入れ替えられました。
(個人的に一度エンペルトが上手くはまった試合があったため、成功体験からどうしても抜きにくかったというのも理由としてあります。)

 ふしぎなあめが戻されたのは、試合を通して、ドダイトスが最大4体立つことを目指すとすると、サイド落ちも含めて全部で5回ドダイトスが立てるチャンスが必要になります。4-4-4の入れられる最大数+ふつうのつりざおでトラッシュのナエトル ドダイトス を戻せば、ふしぎなあめで1回分を賄えます。
ふつうのつりざおは2枚採用ですが、確実に立てるためにはふしぎなあめ1枚入れておいて損はありませんでした。キバナからふしぎなあめを持ってきての奇襲も可能です。(このタイプのデッキの都合上ベンチが育たないのであまり狙いませんが選択肢にできます。)


  ここからは、カードの採用理由を話していきます。

ポケモン  23枚

ナエトル-ハヤシガメ-ドダイトス 4-4-4
 デッキの主軸「ひだまりのこうら」が万能

ヒメンカ-ワタシラガ  4-2-1(わたはこび 2 めぐみのわたげ 1)
  それぞれ ベンチ展開 毎ターンエネルギー供給 ベンチにエネルギー加速 と、序盤の盤面作りにおいて大切なカードです。 できるだけヒメンカスタートできるように4枚 進化したあとも充分に役割があり、どちらのワタシラガもドダイトスのエネルギーを安定させられることに貢献します。(めぐみのわたげ の方のワタシラガがサイド落ちしてしまうと、厳しくなるので 2枚目が欲しいなと思っています。)


ビッパ-ビーダル  1-1
 「はたらくまえば」によるサポートを使わないドローが立ってしまえば毎ターン可能
ただ、2-2だとビッパスタートでちょっと困るのと、枠が取れないため1-1に。立てることを優先させるが、どちらかサイド落ちしてたら割り切ってドローサポートを大事に使って引いていきます。 ハヤシガメ わたはこびのワタシラガが立てば、必要なパーツは多少集めやすくなるので、ビーダルはあれば安定して快適ぐらいに。


スピアー  1
 特性「しんしゅつきぼつ」によりベンチに進化ポケモンが1体増やせるだけでなく、3枚ドローのおまけ付き。自身が逃げ0なので、一度出してしまえば、返しのポケモンとしてとりあえず出しておける強みや、草タイプの進化ポケモンということで、このデッキでは持ってやすく、手札を上手く調整してあげれば出すのも難しくありません。(ハイパーボール クイックボール等)
 2エネ 120ダメージのワザがあり、ドダイトスで攻撃できない、守っておきたい場面ではアタッカーにもなります。


マナフィ  1
 進化ポケモンではない、スタートしたくないとは言え 連撃ウーラオス等のベンチ狙撃と対等以上にするためには必須なので入れています。


グッズ   18枚

レベルボール-しんかのおこう-クイックボール-ハイパーボール   4-3-2-2  計11枚

 まず それぞれで連れてこられるポケモンが、
レベルボール・・・ナエトル ヒメンカ ワタシ   ラガ ビッパ マナフィ

しんかのおこう・・・ハヤシガメ ドダイトス ワタシラガ ビーダル スピアー

クイックボール・・・ナエトル ヒメンカ ビッパ マナフィ

ハイパーボール・・・全てのポケモン

太字が主にそのボールで持ってきたいポケモンです。

 たねポケモンを連れてこられるボール系が全部で8枚 
 ワタシラガ以外の進化ポケモンを連れてこられるボール系が5枚
 ターフスタジアムで草タイプの進化ポケモン
 これにハヤシガメの特性で 草ポケモンを持ってこられることを踏まえての枚数です。

 ヒメンカのワザでベンチを並べられるとは言っても、それに頼らずベンチが展開できることに越したことはありません。そうすると、最初にナエトル ヒメンカ ビッパを並べられるボールを多めに、次いで ハヤシガメに繋げられる進化ポケモンに触れるカード。 クイックボールやハイパーボールは手札を減らしつつポケモンを持ってこられるので、「はたらくまえば」や「しんしゅつきぼつ」が使いやすいように。

 ハヤシガメが1体でも立てば、連鎖するようにポケモンが並んでいきますが、そのハヤシガメを最速で立てるようにしています。


回収ネット  2
 なぜ?いれかえやあなぬけのひもじゃなくて回収ネットと思われるかもしれません。
 その2枚ではできなくて回収ネットに出来ることとして、「ダメカンの乗ったポケモンを戻せる」ということがあります。
 ワタシラガは両方ともHPが80しかなく、特に対非V同士の対決では、クイックシューターのインテレオンの的にされ、1ターンにサイドを2枚以上取られてサイド差を埋められてしまうことがあり得ますが、回収することで、それを防ぎたいという目的で入れています。
クイックシューター 2回で40点 ワタシラガを回収してヒメンカをもう一度置けば、HP50なので、次のターンの2回は耐えられます。
 しかし、回収すると「エボルプレス」の打点が50下がってしまうので、無闇に使えないことも覚えておいて欲しいです。
 面白いところで、その番に出したたねポケモンを回収して、手札を減らすのに使ったり、スピアーを回収してもう一度「しんしゅつきぼつ」を使う動きもできたりします。
 ここは人によって変わると思うので、入れ替え札2枚であれば、いいかなとも思っています。


ふつうのつりざお  2
 主にナエトルとドダイトス 基本草エネルギー2枚を戻すのに使います。 戻すときに、そのターンにキバナを使う可能性が残っているのなら草エネルギーがトラッシュに1枚は残るようにしておきます。 
 このデッキのエネルギーは他のドダイトスデッキと違い少ない方です。限られたエネルギーを上手く回して戦っていくので、つりざおは必ず1回は使えるように2枚にしています。


ふしぎなあめ  1
 これは、変遷のときにも話していた 5体目のドダイトスを出すのに必要になります。キバナからドダイトスに繋げることもできるので、盤面的に返しで倒されず押しきれそうなときにも使えます。


こだわりベルト  2
 自分の中で「ドダイトスの道具 こだわりベルトかおおきなおまもりどちらがいいか?」問題があります。
 こだわりベルトは 進化4体200→230 進化5体250→280 進化6体300→330 とベルトをつけて攻撃したときのダメージがそれぞれ V VSTAR VMAXをほぼワンパンできます。(例外多数あり)
 おおきなおまもりは、ドダイトスのHPが220にあがり、Vポケモンと同等かそれ以上になります。非VのポケモンでHP220ということが大事で、相手によってはサイド1枚しか取れないのにワンパンするのに手間がかかるということを押し付けられます。 ありがたい場面で言えば、ミュウVMAXの「クロスフュージョン テクノバスター」210点を耐えられます。もちろんタブレットがあれば倒されますし、ツールジャマーにも弱いですが、相手が雑にタブレットを捨てていれば、受けきれる可能性もあります。
 非Vでも、「れんげきテンタクル」の要求を5枚から6枚に上げられたり、たけるとうき ルカリオの「れんぞくはどうだん」も3枚から4枚に要求があげられます。
 どちらも捨てがたいので、迷っていますが、今はVポケモンとの対面を意識してこだわりベルトにしています。


サポート  9枚


 マリィ  3
  マリィ使って相手の手札事故を起こさせます。攻撃されない1ターンもらえるだけで有利不利が変わります。手札干渉は絶対にいるので、3枚。環境によっては次のシロナの覇気と交換で4枚でも。多すぎず少なすぎない絶妙な5枚ドローなのもよい点です。


シロナの覇気  2
  前のターンにきぜつさせられていなければ「はたらくまえば」と同じく5枚になるように、させられていれば、8枚になるように。
マリィと違って手札残しつつ使えるので一長一短 。キバナをドローサポートと言い張れば実質ドローサポートは7枚で充分かなと。(諸説あり)


キバナ  2
 初期は3枚 キバナ→キバナで使ったこともあります。めぐみのわたげが出来れば、エネルギー加速的に遅れはないので、一回使って その時欲しいカードを持ってこられればOK。(ふしぎなあめ こだわりベルト 頂きへの雪道 クイックボール ハイパーボール ふつうのつりざお あたりよく持ってくるかなと)


ボスの指令  2
 相手の取られたくないポケモンを狙って少しでもサイド取りに行くときに使います。盤面が完成してしまえばサポートに余裕ができるので、しっかり使えるように3枚目ほしいところです。


スタジアム  2枚

 ターフスタジアム  1
 効果は違えどスタジアム版 ハヤシガメ。ハヤシガメ持ってきてしまえば、システムが働くので、相手のスタジアム貼り変えつつ動きも通す上で必要。


頂きへの雪道  1
 フュージョンシステム スターバースを止めつつ、相手が遅れることを祈るために採用。貼ってもダメなときはダメなのでお祈り程度にしてます。厚めに積んでルール持ちの特性メタするのもありだけど、枠を割くくらいなら動けるカード入れたいです。


エネルギー  8枚

基本草エネルギー  8
 ほんとにギリギリの枚数です。最初のヒメンカ 次のワタシラガに手貼りするエネルギーを用意できるかが勝負所です。運と気合いで引いてください。 
 キャプチャーエネルギーを採用していないのは、ジュラルドンVMAX対策とうねりの扇でキャプチャーを戻されてしまうと、エネルギーテンポが遅れてしまうので入れていません。キャプチャーエネルギー使わずともボールやヒメンカで充分にベンチは埋められますし、そのために基本草エネルギーを減らすと「めぐみのわたげ」での3エネ加速も難しくなってしまうので。


 長くなってしまいましたが、カードの採用理由はこんな感じです。 

 
 最後に 目指していることについて、

「1体のドダイトスで2回ワザを使う」(ワザを使った上で1ターン耐える)

         とてもドダイトスっぽくて好きです。

  ドダイトスの強さの1つに非VでHP190あり、中打点以下の半端なダメージは受けきれるというところにあります。 200~250ダメージを出しつつ 一度ダメージを受けて倒れず連打できれば、かなりプレッシャーを与えられ、ゲームを有利に進められます。後続のドダイトスも育っているので、倒されても息切れを起こしにくいです。 
    
 序盤にしっかり準備して、終盤は力を合わせて一丸となって戦う。

 
 まさにこのイラストの通りだなと思います。
そして、そういう戦いかた大好きです。


  まだまだ研究しがいもあり、これからも使っていきたい「ドダイトス」デッキの紹介でした。

 ジムバトル優勝時は改良型2のエンペルト入ってるときでした。


「花は枝葉が咲かせる」 写真とこの歌詞で伝わる人に伝われば僕はとても満足です。

 
読んでいただきありがとうございました
  noteでポケカ記事残していくこと今年も続けていきたいと思います。



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