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10月の創生プロジェクト会議/ダイジェスト

9月号は台風の被害で紙面がいっぱいになったため、創生プロジェクトの報告ができませんでした。先月分と合わせて報告します。

大入島サイト、いよいよスタート!

9月の会議は、いよいよ「大入島サイト」がスタートしたといううれしいニュースから始まりました。報告者は浅利善然さん(船頭町)。このサイトは、島の魅力を外に向けて発信する大切な役割を担っています。何しろ、情報が四方八方に飛びかう時代ですし、勝負はここから始まります。

といっても、インターネットの世界のことですから、なんのことだかさっぱり分からんという人が多いと思います。

こういうことは若い人に聞くのが一番です。ついでに、子どもやお孫さんに大入島サイトのことを教えてあげてください。

下の変な記号(QRコードと言います)は、サイトにたどり着くための道しるべのようなものです。

みんなの大入島情報箱QRコード

これを送ってあげれば、後は何とかなるはずです。

意義のある使い道を見つけたい、学校跡地利用

続いて、休校中の学校がいつか閉校になった場合、その施設をどう活用するのが一番いいか、というテーマで話し合いました。

現在、全国には廃校になった校舎などの活用事例が山のようにあり、参考にしたい例も見受けられます。同時に、住民がまず行動を起こさなければ何も始まらないということも教えてくれます。

そういう意味でも、
出来れば閉校が決まる前に
意義のある使い道を見つけたいものです。

幸い、そのための時間は残されています。できれば専門チームを作って検討を進めてはどうかという提案が出されました。

一つだけ、施設利用の具体例を紹介します。

『島に老人ホームがあればいいね』という意見がありました。人生の最期を島で迎えたいから。この意見に、かなり賛同の声が上がっていました。

10月の創生プロジェクト

10月の創生プロジェクトでは、今後の台風対策が議題になりました。とりわけ重要な案件として、島が停電している状況下で、フェリーを接岸するための電動装置をどうすれば動かせるかという問題がありました。

結論から言うと、この問題は解決しました。具体的な方法は、専門的過ぎるので省かせてもらいます(汗)。解決への道筋をつけたのが、区長会長、フェリー社長、県の三者だったことだけお伝えしておきます。

島だからこそ抱える、陸上および海上の交通問題

続いて、陸上および海上の交通問題について話し合いました。この問題も学校の問題と同様に、すぐに答えを出せるものではなく、じっくり検討を重ね、市や関係企業と協議を重ねていかなければならない性質のものです。

たとえば、コミュニティバスが島内を一周してくれたら、郵便局や診療所に行きやすいのにという声をよく聞きます。とは言っても、いつも空席ばかりのバスだったらどうなるでしょう。そんな心配もしなければなりません。

ただし、最初からあきらめる必要はなく、たとえば、経費を抑えるために無人走行のバスを導入できないか、あるいは、コミュニティバスではなくコミュニティタクシーといった仕組みも考えられます。

最後に、船に関することでは、フェリーの車両定期券、夜間の運航などについて話し合いました。

焦らず、先延ばしすることなく

繰り返しになりますが、検討はこれから始まります。
焦らず、決して先延ばしすることなく、問題を掘り下げていきます。

引き続き活発なアイデアやご意見の交流を歓迎しています。

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