Cauldron運営振り返り-メンバー編-

もしあなたがCauldronの運営だとしたら
「自分が使う食材を他参加者に決めてもらう」
という狂気の沙汰レギュレーションのキッチン企画に誰を呼びますか?

メンバー次第では一歩間違えたら闇鍋・炎上続出間違いなし
危険性と面白さのギリギリの均衡を保ちつつどうやって盛り上げるか…?
選考がかなり難しいかと思います。
私はりょの字氏からメンバー選考を任された後に
2ヶ月ほど頭を抱えてました


・メンバー選考基準

はい、ということで今回はCauldronのメンバー選考基準について書きたいと思います。
選出において、企画の内容を鑑みて下記の3つの条件で絞りました。
大前提条件として食戟のボイロキッチンに参加したメンバーは出来るだけ除きました(詳しくはりょの字氏のpixivFANBOXの記事参照)

①料理のレパートリーが多い
②昆虫指定されても大丈夫そう
③普段ボイロキッチン動画をあげている、
 かつ他のキッチン動画の広告宣伝で名前をよく見る方

それぞれ理由をあげますと
①はどんな食材を指定されても上手く捌けるような人を集めるため
個人的に一番大事だと思う条件です。「こんな無茶な組み合わせでこんなに美味しそうな料理を!?」というインパクトが出せる人が居るほうがが面白いと思ったからです。食材に対しての工夫やアプローチ、それを説明できるほどの知識や経験が本企画の一番の見所さんポイントだったと思います。
視聴者が本物の闇鍋と美味しい料理のどちらを求めているかはさておき料理企画として成り立たせるには美味しく作れる人が要るのが最重要項目ですね

この文章を自分で書いてて「料理企画って美味しい料理が出てくるのが普通なのでは…?」と若干疑問に思いましたがそこから外れても成り立ってしまうのがVOICEROIDキッチンの面白い所ですね

②は食材指定選択の幅をなるべく広くするため
せっかくの闇鍋企画なのに明らかに異物感が無い食材ばかりになるのはなにか違うよね
という理由から、他参加者が気兼ねなくのびのびと色んな食材を指定できるように昆虫食べれるような人ならNG食材は少ないだろうと予想したので条件に加えました
結果的には食べ物の好き嫌いという概念を越えた食材が乱舞する事になりましたが
この条件いらなかったかな…

③はボイロキッチンが大好きな人を集めるため
呼びやすいからです!!
長い間ボイロキッチンから離れている人は声が掛けづらく、呼びたくても呼べないので……
また、普段からボイロキッチン動画をよく見る(広告もする)人なら他メンバーとの面識や交流があったり動画の内容・雰囲気もよく知っている可能性が高いので食材指定の際に相手にどういう風に調理してもらいたいか想像しながら選べるのではないかと思ったからです。


 ・メンバー選考理由

カルドロンのメンバーに選んだ理由を簡単に書いていきます

天ぷら饅頭さん

洋食からデザート、中華から野草料理まで何でも作れる料理人
りょの字氏から企画の説明を受けた際に真っ先にこの人を呼ぼうと思いました
食戟のボイロキッチン参加者ですが天ぷら饅頭さんだけは絶対に呼ぼうとりょの字氏と見解一致しました。それほどに信頼感のある御方。 
天ぷら饅頭さんならどんな材料も美味しく料理してくれそうな安心感がありますね。
カルドロンのグループチャットでは率先して企画について意見を述べてくれてそこでも頼りになりました。実はスローガンを考えてくれたのもこの御方です。
次また少人数企画があれば是非呼びたいですね
指定食材のはっちゃけ具合も好きです

イカロさん

闇鍋枠
祭りとあらば即参上!視聴者を楽しませる工夫を凝らしてくれるエンターテイナー気質のアザラシ
自分が参加者誰呼ぼうか迷っているときにりょの字氏が「イカロさんとかXXXXさんとか(某有名料理投稿者2人)とかどうでしょう」と言っていてその中で一番ピンと来たので呼びました。(ちなみにりょの字氏は恐らくその発言を忘れている) りょの字氏も共犯だゾ
普段から交流があったので自分の指定食材に「イカロ特製自家製麺」と無茶な要求をしても通してもらったりしました。イカロ is GOD. 食材指定の裏話は今度また別の記事にでも書きましょう
メインの「全部煮る」シリーズのように「調理方法を縛った状態で指定食材をどう工夫して美味しくするのか?」という期待をしていました。
結果的には全煮後にオチまでつけられる創作料理(?)を作ってきて自分の期待以上の活躍をしてくれました。呼んでよかったと思います

アルコホリックさん

現役調理師!料理うまうま枠
最初期から候補に入っていましたがN1GPで1位になったのでこれはもう呼ぶしか無い!ということで確定しました。今現在、和食をメインにボイロキッチンで活動している第一人者といったらアルコホリックさん!そんなアルコホリックさんが「突拍子もない食材達で創作和食を1品作ったらどうなるのか?」を非常に見てみたかったので呼びました。
どちらかと言えば光寄りの御方だと思っていたのですが指定食材を見て認識を改めることになりました。この企画に参加して頂いたプロの料理人達は総じて食材指定がエグい!
呼んだ理由に「プロの料理人なら一般人があまり知らない調理法もできるような食材を選んでくれそう」という期待もあったのですが予想以上に予想以上で予想外でした()。告知動画で「本職の方に無茶振りさせないでー!」との声があったのですが無茶振りを受けたのはこちら側でしたね!


りおんさん

実は昆虫食枠で呼びました

「おつかれごはん」シリーズで「今までそこそこ昆虫食を食べてきたのですが~」というセリフがあったのをよく覚えていたのでこの企画をりょの字氏に聞いた際に真っ先に思い浮かび、そして最後まで参加してもらうか迷いました。本企画のカオスな雰囲気にりおんさんの動画の和やかな雰囲気が好きな視聴者層に合うのだろうか…と思って躊躇していたのですが「でもやっぱりこの雰囲気のままエグそうな料理食べるりおんさんも見てみたいな」と強く思ったので呼びました。
結果的には本企画の雰囲気、そして投稿日程での同日の相手(伏見さん)の雰囲気のも飲まれない強かな面や自分の強みを全面的に出していくスタイルで本企画のベストバウトを見せてもらえたので呼んで本当に良かったなと思いました。


伏見さん

闇枠
伏見さんが動画内で言っていましたがまさにそういうことです
呼んだ理由はほとんど伏見さんの動画を見ればよく分かると思います
もう少し深く理由を述べていきます。
参加者の候補を挙げていくとイタリアン枠、和食枠、オシャレ枠、中華枠とバランスが良すぎたんですよね。自分の脳が無意識にブレーキをかけたのかカオス枠が圧倒的に足りなくなった
そこで伏見さんに参加してもらうことでカオスな食材を指定してもらおうと思い立ったわけです。
伏見さんを呼ぶことで本企画が成立すると言っても過言じゃないと思ってはいたのですが呼ぶのはかなり迷いました。怖すぎて。だって被害被るのは自分なので。呼ぶのにめっちゃ勇気出しました。
伏見さんを呼ぶことで参加者が安易に闇鍋に走れなくなるという副産物的な効果も生まれたので良い緊張感が出てよかったです。


ここからは運営+N1GP特別賞枠なのですがせっかくなので書いていきます

めんつゆさん

N1GP特別賞&オシャレ枠
N1GPで特別審査員のうまいさんに選ばれた枠!カルドロン参加資格取得おめでとうございます!
「お酒のむたん」シリーズから視聴していたのでずっとオシャレな動画を作る人だなーと思っていました。
ブラックマターを煮詰めたような本企画に参加して大丈夫かな…と若干不安だったのですが杞憂でした
私にそうめん、りょの字氏に羊肉、全煮erイカロさんに紅生姜など参加者の弱点をつくような食材選びに恐怖を覚えました
ポケモン勢怖いなぁー的確に弱点つくなぁーとづまりすとこ…


りょの字さん

企画運営兼祈祷師
ジンギスカンを作ることを参加者全員に強いられているんだ!
自分はジンギスカンに入れる野菜といえばこれだろうということでもやしを選びました。
でもただのもやしじゃつまらないだろうなと思ったのでやってくれることを願ってもやしの栽培法を伝えました、まさかあんなことになるなんて…

この狂気の沙汰レギュの企画に参加者が集い、また多くの方が視聴してくれるのもりょの字氏の企画実績による信頼感のおかげだと思います。

再見おじさん

ラーメン枠
とにかく自分の持ち味を活かすことと視聴者の求めているであろう料理を作ることだけを考えて動画を作りました。
「結局ラーメンじゃねぇか!」というオチをやりたかったというのもあります。そう、俺は何を作ってもラーメンになる男。
こういう企画では料理の題材以上に”企画に飲まれず自分の芯となる部分を出せるか”という精神の闘いの面が強いと常々感じていたので今回それを全面に出してみました。
しかしそうめんは本当に困った!持ち味のラーメンもこれで封じられていってると言っても過言じゃないですね。参加者選考並に頭抱えました。
そうめんを粉々に砕いて中華麺に混ぜても良かったのですがそれって逃げじゃないかな…という思いもあったのとせっかくなら調理風景に撮れ高がありそうな手延素麺を自作したるか!!と思ったので結果的に素麺調理パートで視聴者が面白がってくれたので自作して本当に良かったなと思いました。


参加者全員が全員自分の持ち味を存分に爆発させて面白い動画を作ってくれたおかげで本企画を盛り上げることが出来ました。

長々と語りましたがこれで以上になります。気が向けば自分の指定食材の理由やレシピ考案裏話なんかも話せたら良いと思います。
動画内では話してないですが味噌ダレに香り付けにパルフェタムールを混ぜたりもしていました。そこも含めてまた次回で。

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