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ノート・ル・ダム

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日記のような、エッセイのような、ポエムのような。それぞれの中間のような文章を書かせて頂いております。
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2018年6月の記事一覧

生きるというのはこういう事じゃないか

 とわかった気になりました。  僕はまだ二十代で、まだまだ、まだまだまだ経験も足りていないとは重々承知しています。というか、生きていても分からない世界が残されたまま生きていって、死んでいくということじゃないでしょうか。  5歳の時よりも、15歳の時よりも、確実にこの世で生きていくということについて理解してきたんじゃないでしょうか。経験的な蓄積もそうですし、知識的な蓄積もそうです。  自分の理解できない人間を否定したりバカにしたりする人もいれば、最先端の技術を開発したりす

止むに止まれず

先々週に、東京へ行きました。 やはり東京というところは、何もかも変化が早くて、同じ国に僕は生きているはずなのに、眼に映る何もかもが新しく感じられました。 そして、大学の頃には、似たような考えをしていた人たちが、どんどんと別の世界に行っているようでした。同じような時代を生きているはずなのに、発する言葉がどこか違う世界から出てきているような印象を受けました。 それは東京のいいところだし、わるいところだと思ういます。変化していこうとしていく人には魅力的で、飽きがこないでし

説得力のあるポエマーになりたい

いや別にポエマーそのものになりたいわけじゃないんです。という言い訳を先にしておきます。 詩という言葉は、しっかりと地位を築いているような気がします。詩人というのは、谷川俊太郎さん的なプロフェッショナルに詩を書いている人たちを指しているのが、2018年時点での一般的な意味だと私は解釈しております。私にいくらかの常識感覚が備わっているのであれば、だいたい合っているのだと信じて止まないです。止まない雨はない。 その、noteを書き始めて思うのは、noteのフォームが私の中のポエ

人生36回目の東京

東京にきました。 これで36回目になります。ウソです。 正確な数はよくわかりません。 もう何回来たかよくわかりません。 その昔、まだ20代だったころ、千葉に住んでいて、都会に憧れて何度も足を運びました。 吉祥寺やら、代官山やら、下北沢やら、テレビで聞いたことがあるオシャレそうな土地に行きました。(その当時はまだスマホはありませんでした) そのあと、東京に住むことになって、一年ほど住んでいました。それでだいたいの土地勘がつきました。その、住んだこともあるけれど、かといって

しあわせだと思う一方で

しあわせだと思いました。 そう思うと、この世の中には貧困で苦しんでいる人がいるし、戦争で苦しんでいる人もいるし、いろいろな理不尽を生きている人がいることが頭に浮かばなくもない。 世界の経済格差とか歴史的な背景とか、いろんな構造に思い巡らしはじめると、自分の生活はそういう人たちの犠牲の上に成り立っていて、しあわせだと感じているのは、浮かれているのではないか。 そんなことを思わなくもない。そういう物事のつながりや世界の関係性を考えることは大切だし、それらの事実を受け止めるこ

はじまりはじまり2

こんにちは。 雑賀千尋と申します。 同名でやっていたのですが、IDの都合で(個人情報の都合で)作りかえました。すでに読んでくださってた方には、ご迷惑をおかけします。 かつて、(といっては3年くらい前だけど)noteが流行りはじめて、「これからはネットのコンテンツが有料になる」というなんとなく浮ついた時代がありました。 その当時、わたしは別のところでブログをやっていたので(今もやっています)、嬉々としてnoteのアカウントを作り、一旗あげてやろうか、なんて少しばかり考えて