私とネオロマンス【1】アンジェリーク編

もともとゲームは好きで、ドラクエ、FF、聖剣伝説、ロマサガなど有名どころのRPGはある程度プレイしていましたし、ファイアーエムブレムのようなウォーシミュレーションも少しですがやっていました。
何しろ30年前のことなので、テレビゲームといえばそういうイメージでしたね。

その頃から小説を読むのも好きで、コバルト文庫をメインに少女向けライトノベルをいろいろ読んでいました。
そしてちょうど読んでいた小説のイラストを由羅カイリさんが描いておられました。
アンジェリークが生まれるより前のことです。

ゲームショップでパッケージを見て「あの小説のイラストの人!」と驚き、なんだか嬉しくなったのを朧気に記憶しています(何しろ30年前のことなのでね!)。

当時ときめきメモリアル(初代)も好きで繰り返しプレイしていたので、アンジェリークの情報を初めて聞いたときは「あーなんかときメモの女性向けみたいな感じ?」というような第一印象だった気がします。

その小説が大好きだったこと、
ときメモが面白かったので女性立場で恋愛できるゲームに興味を持ったこと、
純粋に世界観が好みすぎたこと、

などなど理由はいくつかありますが、まあ私がアンジェリークにハマるのは必然的だったと言えましょう。

うちは親も漫画やアニメやゲームに寛容で、寛容どころか親自身それらが大好きなので、私も幼い頃からそこそこ漫画に触れながら育ってきました。
(余談ですが冒頭で挙げたRPGたちは9割方父親の購入です)
人生初読み漫画は母の本棚にあった『キャンディ・キャンディ』でした。
その影響か、昔から和よりも洋の世界観が大好きで、フリルやレースやリボンたっぷりのドレス、お城のような建物の寄宿学校、白くて華奢なテーブルと椅子で開催されるお茶会、ハードカバーの分厚い本や羽根ペン、封蝋の捺された手紙、アンティークのランプ、蓄音機、などなど、西洋風の要素に心ときめく性癖の持ち主になっていました。

アンジェリークの世界には、それらがほとんど揃っているんですよ!
もう私がアンジェリークにハマるのは以下略。

後ほどメモリアルブックか何かの記述で知ったのですが、アンジェリークはなんと『キャンディ・キャンディ』をモチーフにしているそうです。
そりゃーもう私がアンジェリークに以下略。

そしてときメモや少女小説にハマっていたことからもお察しの通り、恋愛ものも大好物です(ただし男女ものに限る)。
アンジェリークは前述のとおり私の好みど真ん中の世界観を持ちながら、恋愛までできちゃうんですよ!
もはやハマるとかハマらないとかじゃありません。
私はこのゲームに出会うために生まれてきたのかもしれない!!(激重感情)

余談ですがコミックでリモージュがピンクハウスっぽい服を着ていたのも嬉しかったですね。

そんなこれでもかと盛りだくさんなアンジェリークにすっかり心奪われ、私のネオロマンス人生が始まりました。

遙かなる時空の中で編に続く。

ちなみに由羅カイリさんがイラストを描かれていた小説がこちら。
私のネオロマ初めはこちらと言っても過言ではないかも。

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