松手入れ

春まつみどりの、えだかたき空むかひ伸すさまを
手をまねて、背をのびて、あきくれの空とおく歌へば
新しき門まつ春日野、苔のしずくがほどの祈りさへ
やがてととのう精舎が鐘がねごと、吾が不易のもりにも響かん

まきをはる秋のやがてが手につめたし


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