菩提子

光明 つながる罪のおわりにはじまり
虎落のくにざかい 閻が裁きのおよづれども 治まらぬ思悔は青人草
数えて巡りはて、きのうの袂があすのとならんとき
その飾り窓をひらき、嵯峨を聴き、万水を見上げたまへ

おぎすずし星のながれて浪のはれにけし

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