スイッチョ

やさぐれて、秋のおわりの風さみし
囃子馬追なく 手には涸らした一と盃
白みはな先につぐは思草ゞの小唄ばかり
さにも世路 我がうく骨身の軽きことよ

雲ゆきて滑る秋のそらに波はつれなし

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