流星群

ひさかたの天原こぼれり、耀ひて
煌々とふるるは、北のいく魂の無念とぞ
島原にたつ かえらぬ天津々のなつかしみ
散々と消えぬるは、西のいく魂の無念とぞ

たつ浪の白露のせをこぎつれて暑もゆくゆくと離るらん

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