風神

清風たちぬ 下山の塵もすみすみて
やまとにつづく、秋の峰は余にも青
はき下がる我が心、わすれ剣の鞘となり
もはや待つこともなき、と、鐘の谺に眼をとづ

せにおす海風の波にのりて常盤をあおぐ秋が鎌倉

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