灰かぶり

うりざねの馬にゆりゆき、竜殿が宴
打つ鐘の、枯れた夏の実のあれとこれと
石積みにおきし、霜の足の跡あと
冬の星はしる 杉戸たたく皇子や、たそ

こごりぞら荒れくり波に時うつろ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?