かきつばた

あからひく 吉備赤磐 の朝
山 若葉 しうるはし
からころも
娘 売りいる
鬼の 旅籠の ところまで
小原に まさるや
神々、おはします 森
み祠らの もと
山紫水明
くたするなかれ その
御代 しまひとも

【都々逸】
 かたにおかれた どこゆく夜か
 月もはずかし 雲がくれ


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