蛇苺

野に這ふたゑんえん 追ふ苺草のあと
赤くのこしたは誰がため 
盗む狐もあらはれじ ただ茂みます緑ぞ深きに
てっぺんかけたか 笑う声

夏ごおり滑る白帆の風守かげらう汀の真砂かな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?