はきおさめ

洛陽の九史の老枝はこと枯れて
鬼くるふと聞く風腕も早々になし
はき清めたる閑庭 さ主なき琴の響きあり
あらたまの歳こしが獅子舞 倹門にまち

氷色した蒼雲たかくうきさめて金剛ふるふは晶の杖なり

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