百千鳥

墜ちた陽を騒ぎたつるや 西の浜
くわえてはこぶ、蕭蕭のほしつるぎ
清水たまりに浮かぶは春の月かも と、
とびこへ、ふりさけみる 我があしたの方

花によすうるさげな音のそろはなば安国の春もおわりなり

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