にほ

かりたたつにほい、こぞ見た夢を思い出せず
けぶりのむらむら 人形らがいえいえ
にげる隙間のなく描いた油の額縁に彫らるる
実貞とはもろに燃やさることと胸わらをにぎるのみや

あきはれのしらなみのしたにうつろう神無月

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