鹿の宮

落穂ひらふ 夕暮れ松の影はのびて
神輿すぐあぜの森、檜やしろが巫女の舞
甘酒ふるまい、翁爺と媼婆やが
楽日とったは西か東かと、萩の鬼がきく

秋のながめもうきつれて漕ぎだす舟の迎へは未だみず

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