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物語りになる前の短い詩

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短い物語りを構成する前の短い詩を集めました。ちょこっとダークな気分に浸りたいとき。ただよみたいだけのとき。素敵だなってちょっと思う時間をお探しでしたらぜひ一度読んでみてください。…
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#物語り

溶けてわたあめ(仮)

あの空の雲はわたあめのようにおいしそう ふわふわと浮かぶその姿に 疲れた体をゆだねてみたら きっと甘さに包まれて、私は溶けてしまう 雲の中は温かくて、柔らかくて ふわりと抱かれるその瞬間に 重さを忘れて、空へと溶け込む 甘さに染まる心と体 すべての疲れが溶け出して ただ軽やかに漂うだけ 風に運ばれて、どこまでも ふわりと広がるわたあめのように 私は空と一つになり、 無重力の夢の中へ 太陽の光が差し込むと 光の粒がきらきらと踊り わたあめの雲は虹色

ぼくのこうら(仮)

カメは自分の甲羅を 見ることが出来なかった 自分の甲羅の 色を知りたくて 聞いてみたんだ 魚は青、カニは緑 みんな違う色を言う クラゲたちは 「君が君であることに理由があるかい?」 それでも知りたくなったカメは 自分を見つけるたびに出る 僕はいったいどんな色をしているんだろう あとがき カメの物語りはほぼ完成したので、イラストを組み合わせられたら完成します(*'▽')この詩で物語の半分は超えてます(/ω\) 物語や詩を書く時のテーマがいつも似たり寄ったりなのでそん

【物語】時計の契約紹介

製作し始めてから2か月以上たちまして、やっと完成ました! 記念に動画作ってみました(*´ω`*) 物語りのご紹介 5歳の時、颯空はじいちゃんを亡くし、その深い悲しみに心を閉ざしていた。しかし、一冊の不思議な本と共に彼の人生は大きく変わり始める。過去の痛みと向き合いながら、彼らは時の本の秘密を解き明かすため奮闘する。物語の中で浮かび上がるのは、失われた家族への思い、過去への後悔、そして新たな希望。自分たちの心の闇と向き合いながら、真の強さを見つけ出す。 「時の本と悪魔」——

孤独の勇者(仮)

『僕がもしうさぎなら、みんなはもっと優しくなるかな』 森の奇跡が始まる、友情の物語り 孤独な狼、ルーク 彼は森の中で動物たちに罵られ、友達がいなかった 「ただ友達が欲しかったんだ」 彼は自分を変えようと試みるも、失敗に終わる 孤独と生きる ある日、森に現れた狩人 ルークを虐めてきた動物たちに危険が迫る 過去のトラウマがルークを葛藤の渦で飲み込む なぜ罵られたのか、なぜ一人だったのか 誤解が生んだ悲劇の人生 森の動物たちの奇跡と友情の物語り 「僕は君を助