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【覚書】参政党 2023年統一地方選と2022年参院選での得票数の比較

 本稿では、参政党の2023年統一地方選での得票数が、2022年参院選と比較してどれほど減少(増加)したのかを検討する。
 都道府県別のサンプル数に大きな偏りがあるためあまり当てにはならないが、この分析が、参政党はどの都道府県で強いか、またどの候補者や都道府県連が有能か、等の疑問への参考に少しでもなれば幸いである。

※注意点
・分析対象は、参院選は比例区での得票、統一地方選は政令市を除く市区議選での得票に限定する。後者については、道府県議選・政令市議選及び町村議選では、参院選との得票の差があまりにも大きすぎる傾向があるからである。
・按分票は切り捨てる。
・都道府県別で、減少率の平均値、中央値も算出する。
・数値には誤りがある可能性がある。以下を参照されたい。
https://www.asahi.com/senkyo/local/2023/koho/


参院選~統一地方選までの選挙(※参考)

北海道・東北

北関東

東京

南関東

北陸信越・東海

大阪

近畿(大阪除く)

中国・四国

九州

全体

 減少率の平均値は-35.64%、中央値は-52.01%である。

感想

・統一地方選以前と比べて平均値は微増。
・北海道、群馬、京都、広島が好成績。また茨城と大阪も悪くはない。
・他方、「重点地域」に指定されている東京、神奈川、福岡の減少が目立つ。浮動票の確保に失敗したか?


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