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B7Rとオンラインカジノ

皆さんは「円卓」をご存知だろうか?
ここで言う円卓とは、ゲーム「ACECOMBAT ZERO THE BELKAN WAR」に登場する架空の空域名称である。

『円卓』-北緯24°東経235°地点を中心に、隆起地形が円状に広がる、直径400kmの広大な地域。
ベルカ公国とウスティオ共和国の国境線上に位置し、その地下には豊富な鉱山資源が眠る。古の時代から、国境線が幾度も引き直された地でもあり、ベルカ戦争初期段階においても 激しい制空権争いが頻発した空域であった。ベルカは「絶対防衛戦略空域(エリアコード:B7R)」と命名、国家戦略上死守すべき場所とし、 同時にこの空は、各国の腕に自信を持つエースパイロット達を呼び寄せることになる。そしていつの日からか、戦闘機乗り達からは畏怖の念と共に-『円卓』-と呼ばれるようになった。

ゲーム自体は古いがとても面白いゲームなので、また別の機会に紹介できればと思う。
この物語で登場する「円卓」は特別な場所であり、ここで戦うこと自体が作品の中で大きな意味を持っていたりもする。

話は変わるが、僕は最近オンラインカジノに手を出し始めた。
特に何も考えず、1万2万遊んでみようかなと思った程度だったのだが、ビギナーズラックなのか一瞬で所持金が200ドルから3000ドルくらいまで膨れ上がってしまった。
「え?30万?」
「浮き25万、万枚?」
「生活が保てる」
「これAll INしたら5000ドル?」
「労働からの解放」
などと洪水のように押し寄せる様々な感情が自分の中で渦巻いていた。

しかし、自分の悪癖をよく理解しているので、その時点で速攻出金手続きを行い一度は離脱したのだがーーー
それからと言うものずっと頭の中で声がするのだ。
「戦え、その機会を自分で閉じてどうする」
「元よりない金を拾おうとする浅ましさ」
「1万ドル以下のドロップは甘え」
「資本無くしてギャンブルは成立しない。その資本が手元にあってなぜ賭けない?」

もうダメだ!!!!
破滅しか未来は見えないが僕はその声に抗うことができなかった。

結果は読者諸兄の想像通り、更地だった。ぺんぺん草も生えない不毛地帯。
理由はわからないが、僕は戦争がもたらす結果の虚しさに心の中で涙を流していた。

バカラでBETミスをしてしまい、15ドルのつもりがバンカーに1500ドルのBETをしてしまっていたのだ。そして結果はプレイヤーの勝利。所持金は残り10ドルになってしまった。
そこから奇跡的に500ドルくらいまで戦ったのだが、その卓はなぜかプレイヤーがめちゃくちゃ強く、あえなく500ドルを失いゲームセット。
総投資額40,700ドル
回収40,300ドル

対戦ありがとうございました。

正直1500ドルを失った瞬間と、立て直した500ドルを失った瞬間は本当に視界が白黒になったし、逆に2000ドル出した瞬間や500ドルまで立て直した瞬間は生きていることを実感できていた。僕は今確実に生きていると。

僕はふと、「円卓」のことを想った。
各国のエースパイロットが自身の腕を問うようにそこへ赴き、そして散華する。なるほど、カジノも「円卓」のような物かと考えると得心した。
あれだけひどい結果になってもなお、あそこで戦うことを夢見ている自分がいるのだ。いつかまた、あの場所で生を実感したいと考える自分が。

僕は残念ながら「円卓の鬼神」になることはできなかったが、いつかまたあの場所で戦うつもりだ。実際のカジノも行ってみたいしね!
皆さんもあまり無理なBETはおすすめ出来ないが、日常にはない緊張感を味わいに「円卓」で戦ってみてはいかがだろうか。
ぶっちゃけ100ドルもあれば小さいBETで十分遊べます。

僕はベラジョンカジノを使っていますが、結構よかったです。
※紹介URL貼るとアフィ目的っぽくなるのでやめときます

供養として書き殴りさせていただきました。
駄文乱文お目汚し失礼いたしました。またどこかの戦場でお会いしましょう

                             了

ひとつだけお願いがあります ここにあるクソみたいな駄文たちのこと、時々でいいから…… 思い出してください