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ベトナムのカケラたち 2024年6月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#ハノイ

賑やかになったこの街で。

■世界最大手格付け機関の見立て。 ・最近のニュース、「『世界最大手格付け機関/S&Pグローバル・レーティング社』予測、ベトナムは世界需要回復、国内課題解決で2024年末の一人当たりGDPは70万円」。 ・上述の発表は「ベトナム経済は外部需要に大きく依存しているが、ベトナムの信用格付けを長期でBB+、短期でBと評価し見通しを安定的とした。今後12ヶ月間でベトナム経済が加速する」との見通しに基づいている。 ・上述の背景には「半導体産業の成長サイクルも2024年のベトナムの成長を促

自国料理は明日への活力。

■プーチン大統領が訪越。 ・最近のニュース、「露プーチン大統領、6月19-20日ベトナム公式訪問で両国信頼関係を更に深化させる」。 ・今回の訪問は「ベトナムとロシアが『ベトナム社会主義共和国とロシア連邦の友好関係の基本原則に関する条約』締結30周年を迎える中で行われる」。 ・ちなみに「今回の訪越はプーチン大統領にとって2度目の公式訪問であり、国家元首としての訪問は5回目」となった。 ■ロシアの思惑。 ・この条約は「両国間の包括的な協力関係を新たな段階へと引き上げるための象徴

スエードの季節。

■ベトナムの高級レザー。 ・最近のニュース、「ベトナム中部の皮革メーカーは年間生産量5万枚の高級レザーを国内、世界(日、米、韓、中、伊、タイ、南ア)へ輸出」。 ・中部カインホア省のKhatoco社は「オーストリッチ(ダチョウ)革、およびクロコダイル革のタンナー(皮革メーカー)として圧倒的なシェアを誇る」。 ■EVFTAでベトナム皮革製品輸出は伸び続ける。 ・同社は「カインホア省およびクアンナム省にダチョウとワニの飼育場を保有しており皮の調達を自社で管理できるのが強み」と述べ

ニャチャン再訪。

■定年後の移住先。 ・最近のニュース、「『定年後の移住先』人気のベトナムは米国より生活費6割、家賃8割安、また高レベル医療価格は手頃」。 ・米国2大旅行雑誌のひとつ『Travel + Leisure』は『リタイア後に住みたい国トップ8』を発表。東南アジアからはベトナムが選出された。 ・順位は以下の通り、メキシコ、エクアドル、コスタリカ、ポルトガル、パナマ、ベトナム、モンテネグロ、コロンビアとなる。 ■生活費も決め手のひとつ。 ・同誌はベトナムについて「旅行好きで歴史や文化を

留まる留まらぬも自分次第。

■世界のスタートアップエコシステム。 ・最近のニュース、「『世界1000都市/2024年スタートアップエコシステムランク』、ベトナム56位、日本21位、米国首位」。 ・同ランク内にベトナムはホーチミン市111位、ハノイ市157位、ダナン市896位となる。またTop10は以下の通り、米国首位、英国2位、イスラエル3位、カナダ4位、シンガポール5位、スウェーデン6位、ドイツ7位、フランス8位、オランダ9位、スイス10位となった。 ■スタートアップエコシステムとは。 ・「米国のI

浮沈しながらも勢いづく。

■成長ハブ指数。 ・最近のニュース、「2033年迄の急成長率都市、ホーチミン2位(高所得世帯増加)、ハノイ6位(個人資産増加と中間層拡大)」。 ・英国系総合不動産サービス会社発表の本ランクは「レジリエント・シティ・インデックス(Resilient Cities Index)に付随する成長ハブ指数(The Growth Hubs Index)に基づいて評価」。「成長ハブ指数は2033年迄の230都市の経済的側面を予測し、最も急成長している都市を特定する役割を果たす」。 ■ベト

煌めく夜間観光。

■夜間観光は未だに単調。 ・最近のニュース、「『ベトナム夜間観光』は未だ単調で商品革新、試験案導入等、解決策のロードマップが求められている」。 ・ベトナム国会は文化スポーツ観光大臣との質疑で「夜の観光商品は依然として単調で、主にウォーキングストリート、ショッピングエリア、ナイトフードエリア、ナイトマーケット等の夜間観光商品の革新における大臣の解決策と、今後このタイプの観光を試験的に導入し再現するためのロードマップを求めた」。 ■「潜在的な社会悪のリスク」もある。 ・ベトナム