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ベトナムのカケラたち 2024年6月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#成長

賑やかになったこの街で。

■世界最大手格付け機関の見立て。 ・最近のニュース、「『世界最大手格付け機関/S&Pグローバル・レーティング社』予測、ベトナムは世界需要回復、国内課題解決で2024年末の一人当たりGDPは70万円」。 ・上述の発表は「ベトナム経済は外部需要に大きく依存しているが、ベトナムの信用格付けを長期でBB+、短期でBと評価し見通しを安定的とした。今後12ヶ月間でベトナム経済が加速する」との見通しに基づいている。 ・上述の背景には「半導体産業の成長サイクルも2024年のベトナムの成長を促

私のBestステップ。

■ベトナム労働需要回復の兆し。 ・最近のニュース、「労働需要回復の兆し見せ、2024年1月〜4月/ベトナム人労働者の平均月収は前年同期比3375円増で4万6730円に達した」。 ・上述は『労働・傷病兵・社会問題省雇用局』発表した数値だがこの背景には「経済社会の状況が成長を遂げており、この成長が労働市場の回復と発展を後押ししている」と言われる。 ・全国では「前年同期比3%増/8万1300の企業が新規設立または事業を再開、全産業の生産指数も6%増、小売業および消費サービスの総売上

得手不得手を認め合う人々。

■世界の職場満足度調査。 ・最近のニュース、「『職場満足度調査』、アジアでベトナム首位、台湾2位、日本9位、世界ではフィンランド首位、デンマーク2位」。 ・米国の世論調査・コンサルティング会社ギャラップ(Gallup)は「『世界(160の国・地域を対象)の職場の従業員意識調査2024年度版』発表データより、ベトナムは職場に満足と回答する従業員の割合が51%となりアジアでは断トツに高かった」と発表。 ・本調査は2023年実施され各国従業員12万8000人を対象としたデータに基づ

留まる留まらぬも自分次第。

■世界のスタートアップエコシステム。 ・最近のニュース、「『世界1000都市/2024年スタートアップエコシステムランク』、ベトナム56位、日本21位、米国首位」。 ・同ランク内にベトナムはホーチミン市111位、ハノイ市157位、ダナン市896位となる。またTop10は以下の通り、米国首位、英国2位、イスラエル3位、カナダ4位、シンガポール5位、スウェーデン6位、ドイツ7位、フランス8位、オランダ9位、スイス10位となった。 ■スタートアップエコシステムとは。 ・「米国のI

浮沈しながらも勢いづく。

■成長ハブ指数。 ・最近のニュース、「2033年迄の急成長率都市、ホーチミン2位(高所得世帯増加)、ハノイ6位(個人資産増加と中間層拡大)」。 ・英国系総合不動産サービス会社発表の本ランクは「レジリエント・シティ・インデックス(Resilient Cities Index)に付随する成長ハブ指数(The Growth Hubs Index)に基づいて評価」。「成長ハブ指数は2033年迄の230都市の経済的側面を予測し、最も急成長している都市を特定する役割を果たす」。 ■ベト

IIP指数で読み解く景気。

■ホーチミン市の鉱工業生産指数(IIP)。 ・最近のニュース、「2024年1-5月ホーチミン市の鉱工業生産指数(IIP)は5.3%上昇、過去3年間で最高伸び率」。 ・ホーチミン市統計局より、「2024年1-5月はIIP5.3%上昇、特に5月は前月比1.1%増、前年同月比で6.2%増と著しい回復を見せる」。 ■4大主要産業はほぼ回復基調。 ・同市内の4大主要産業のうち化学薬品、食品加工、機械は増加傾向だが電子機器は減少した。 ・また「全体の製造業は4.9%の増加を示し特に包装