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ベトナムのカケラたち 2023年11月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#日本

ビジネスは見切り発車。

■アマゾンはベトナム撤退。 ・最近のベトナムNEWS、「『アマゾン・プライム・ビデオ』は、10月末にベトナムから撤退」。 ・2016年からサービスを開始したアマゾンは、撤退理由を公式発表していないが、関係者曰く「ベトナムの規制が一因である」との見解を示す。 ・「ベトナムは国際的な有料放送サービスにライセンスの取得を義務付けている」がアマゾンはレギュレーションの要件を満たす意向がないようだ。 ◾️アリババの攻勢。 ・一方、中国は杭州に拠点を置くアリババはアマゾンやマイクロソフ

地べたの上の誕生日ケーキ。

■ベトナム観光客数、コロナ禍前を上回る。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月8日付)、「今年1〜10月の国内観光客数は9870万人超、コロナ禍前(19年/通年8500万人)を上回る」。 ・ベトナム観光協会は更に広報活動を強化しベトナムの魅力を世界へ発信していく。一方、メディアでは「各地域、企業、専門家等からの観光に関する正確な情報が必須であり観光協会はより精度の高い情報発信が求められる」と言われる。 ・また、大分前からナイトライフのオプションの少なさ、公共トイレの少な

秋晴れのハノイに日本を重ねて。

■ホーチミンの目抜き通り。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月23日付)、「『世界で最も高額な通りランク』、ホーチミンのドンコイ通り13位」。 ・不動産サービス会社『クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド』の『2023年世界小売り大通りレポート』データより、「ドンコイ通り1㎡の年間賃料65万円は前年同期比17%増、コロナ禍前比40%増」、となる。 ■世界最高額はニューヨーク5番街。 ・「同通り1㎡の年間賃料はドイツのミュンヘン、オランダのアムステルダム、タイのバン

フォーに涙し日本食にまた泣いた。

■世界のスープ料理、ベトナム3位。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月22日付)、「『ベトナムのフォー』が世界のスープ料理にランクイン」。 ・国際食文化サイト/『Taste Atlas』発表、『世界で最高のスープ料理トップ50』で伝統的なベトナム料理である「フォー」が3位(牛肉のフォー)、5位(生肉と火の通った牛肉のフォー)、25位(鶏肉のフォー)に選出された。 ■家庭毎に異なるフォーの味。 ・イタリアにはスパゲティ、カッペリーニ、ペンネ等麺の種類によって呼び方が異

ベトナムで感じたサムライ精神。

■働き甲斐ある企業。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月24日付)、「Anphabe社発表『23年度/働きがいある在ベトナム企業100』、Nestle1位、Abbott2位、Acecook3位」。 ・Anphabe社(ベトナム最大の企業管理職向けSNSを運営)は「在ベトナム全国における752企業、18職種6万3878人、大学113校の大学生9638人へのアンケートを基にランク付けした」。 ■5、9、10位にベトナム企業がランク入り。 ・大企業カテゴリのトップ10は、