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ベトナムのカケラたち 2024年1月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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ケータイがなかった時代。

■コンピューターウイルス。 ・最近のNEWS(2024年1月22日付)、「『ベトナムのコンピュータウイルス被害額』、23年1040億円、22年1180億円、21年過去最悪1240億円」。 ・上述の通りベトナムでは23年のコンピュータウイルス被害額は減少したが、ランサムウェア感染(PCの特定機能を無効化し操作不能にする等)数は増加し、AI悪用で標的型攻撃が複雑化している。 ・Bkav社(ウイルスセキュリティ国内大手)より『ネットセキュリティに関する報告書』には、「同年にベトナム

現金を持ち歩かないベトナム人。

■銀行口座保有率が増加。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月11日付)、 「2023年末時点、ベトナム成人の銀行口座保有率77.41%に上昇(15〜17年31%)、取引90%以上がデジタルチャネルを経由」。 ・ベトナム国家銀行は、「4000万人以上の成人(15歳以上)のうち、銀行口座保有率は77.41%となった」と発表。 ■デジタルチャネル取引。 ・世界銀行統計より「2015〜2017年におけるベトナム人の銀行口座保有率は31%程度に留まっていた」。 ・また、「インタ

人生が変わる時は意外とシンプル。

■ベトナムの新設企業増加。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月8日付)、「2024年ベトナムにおける新設企業16.3万社(前年比2%増)、6.8万社事業再開(前年比16%増)、撤退17.8万社」。 ・撤退17.8万社のうち約10%は既に事業解散手続きを完了した。 ■ベトナム経済成長は引続きプラス方向へ。 ・「経済環境は世界経済のリスク要因が依然として存在し、ベトナムの経済成長に対してネガティブな影響を与える可能性がある」​​という。 ・「インフレ抑制とそれに伴う政策が

停電で知る電力の有難さ。

■今年もベトナム北部は電力不足。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月4日付)、「昨年同様2024年も北部電力は乾季(特に4~7月)に不足の可能性大、中国からの電力輸入も検討中」。 ・ベトナム電力グループ(EVN)傘下の北部電力公社(EVNNPC)の総経理曰く、「2023年には電力供給不足が発生し、最大で約3952MWの電力調整と削減が必要であった​​」と述べる。 ・EVNはベトナム商工省の指示で「3月15日迄に乾季のピーク月間における電力供給計画を策定している」。 ■

ベトナム人の気品。

■ベトナムでの高級ブランドが好調。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月2日付)、「超富裕層急増、高級ブランド順調でベトナム23年総売上1457億円、純利益221億円(前年比2.7倍)」。 ・上述の数字はベトナムにおける高級ブランド/ルイヴィトン、シャネル、ディオール、エルメス等を販売する約12社の企業の合計を算出したものだ。 ■高級ブランドは東南アジア市場を注目。 ・「最も成功している企業はタムソン社で、『22年売上は277億円、利益は49億円』」であった。 ・「ルイ