マガジンのカバー画像

ベトナムのカケラたち 2024年1月

31
ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが… もっと読む
運営しているクリエイター

#日本

異国でテトに想いを馳せる。

■各国開催テトのお祝い。 ・最近のNEWS(2024年1月30日付)、「海外在住ベトナム人は米国135万人、日本40万人、ドイツ20万人、各国で催されるテト(旧正月)のお祝い」。数値は古いデータ含む。 ・ちなみにベトナムにいる日本人の数は凡そ2万人と言われているので、世界中で暮らし働くベトナム人の数に驚かされる。 ■スロバキアはベトナム出身居住者を14番目の少数民族と認定。 ・米国ジョージア州アトランタ市の香港スーパーマーケットでは「菓子かご、砂糖漬けの果物、ランタン、赤い

私の欲目。

◾️アジア人気観光地。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月27日付)、「テト(旧正月)の『人気アジア観光地』としてベトナムがアジア太平洋地域トップ5に選出」された。 ・トップ5にはベトナムのほか、日本、タイ、マレーシア、インドネシアがランクイン。 ・一方、「国別でみると韓国が中国やシンガポール、日本を抑えて首位」となる見通し。 ・旅行予約サイト『アゴダ(agoda)』データ、「テトの訪越(ベトナムに訪れる)外国人観光客は韓国人が最多」という結果だ。 ◾️魅力溢れるベト

ベトナム『Book Street』。

◾️『Book Street』。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月25日付)、「ホーチミン市1区の書店専門街『Book Street(本屋通り)』、2023年売上高3.6億円(前年比+15%増)となり認知度が定着しはじめる」。 ・また、2023年は本屋通りにて多くのイベント(275件)が開催され、そのうち109件が書籍を紹介するイベントとなり書籍の販売数は75万8000冊となった。 ◾️本を楽しむ人々。 ・『本屋通り』で開催される他のイベントでは、文化/芸術交流、展

ベトナム人の器用さ。

■日本産水産物の加工先。 ・最近のNEWS(2024年1月24日付)、「中国禁輸でベトナムホタテ加工は食品衛生管理国際基準(HACCP)取得企業多く期待大も販路等が課題」。 ・「ベトナムは豊富で魅力的な人件費、労働力や日本産水産物の加工実績がある事等が理由だが、販路開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある」。 ・「22年日本の水産物輸出総額3,873億円のうち中国向けは871億円で最大、うちホタテは489億円と6割近くを占めた。禁輸措置で大規模市場への販路が

ケータイがなかった時代。

■コンピューターウイルス。 ・最近のNEWS(2024年1月22日付)、「『ベトナムのコンピュータウイルス被害額』、23年1040億円、22年1180億円、21年過去最悪1240億円」。 ・上述の通りベトナムでは23年のコンピュータウイルス被害額は減少したが、ランサムウェア感染(PCの特定機能を無効化し操作不能にする等)数は増加し、AI悪用で標的型攻撃が複雑化している。 ・Bkav社(ウイルスセキュリティ国内大手)より『ネットセキュリティに関する報告書』には、「同年にベトナム

AIを操るのは人類でいい。

■各国の『AI準備度指標』。 ・最近のNEWS(2024年1月18日付)、「『23年各国AI準備度指標』、193ヵ国中ベトナム59位、日本9位、シンガポール2位、米国首位」。 ・本調査はオックスフォード・インサイツと国際開発リサーチセンターが協力し、「AIが影響を強めている世界を各国政府がどの程度受け入れる準備ができているかを評価し、ガバナンス、インフラ、テクノロジー3つの柱を主軸に計39の指標をもとに評価」している。 ■米国首位。 ・ベトナムはASEAN域内での順位をひと

まだまだ続くユニクロ人気。

■ベトナムにはユニクロ23店舗あり。 ・最近のNEWS(2024年1月17日付)、「ユニクロベトナム社は23号店目(ホーチミン10号店)『ユニクロ・ギガモール(Gigamall)店舗/売場面積1400平米』近日オープン予定」。 ・同社はホーチミン市直轄トゥードゥック市にあるショッピングセンター『Gigamall』はベトナムで23号店目となる。 ・現在の店舗数はハノイ市10店舗、ホーチミン市9店舗、東南部地方ビンズオン省2店舗、北部紅河デルタ地方ハイフォン市1店舗の計22店舗。

それは私の夢でもある。

■AFCアジアカップ開幕。 ・最近のNEWS(2024年1月12日付)、「AFC(アジアサッカー連盟)主催、サッカー国際大会『AFCアジアカップ(AFC Asian Cup)カタール大会』は2024年1月12日開催、出場国への報酬総額21.5億円」。 •2019年にUAEで開催された前回大会、アジアカップは16チームから24チームに出場国が増えた。本大会も引続き24チームで開催され、前回大会初優勝を飾ったカタールは連覇を目指し注目が集まる。 ■トルシエ監督率いるベトナム代表

ベトナム人の資産形成。

■23年預金額は史上最高。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月9日付)、「23年ベトナムの預金額8億円(前年比12%増)は史上最高、金融市場での今後の動向が注目される」。 ・「2024年は資金が銀行システムに留まるのか、それとも株式や不動産など他の投資チャネルに移動するのか」今後への関心が高まる。 ■投資先の検討時期。 ・2022年12月「VPBank等の銀行預金利率は11.1%、現在12ヶ月物利率5.1%程度にまで下がっている」​​。 ・この状況を経済学者ディン・チ

ベトナム成長の波に乗る。

■ベトナム経済の躍進。 ・最近のベトナムNEWS(2024年1月3日付)、「若い人口が多い利点を活かし、ベトナム経済2038年迄に世界トップ25入りの可能性あり」。 ・英経済経営研究所は、「ASEAN諸国の中でシンガポール、タイ、マレーシア等を経済的に上回る可能性がある」、また更に「2045年までに高所得国になる」ことも予想する。 ■インフレ率は低水準に保たれる。 ・同研究所分析より、「ベトナム経済は強力な成長を続け、インフレは低水準に保たれる見込みである」。 ・具体的には

影踊る木漏れ日のサイゴン。

◾️大晦日のホーチミン。 ・年末年始のホーチミン市(旧サイゴン)、街の様子はどんな感じなのだろうか。 ・2023年大晦日、日中はショッピングモールは多くの買い物客で賑わい、ホテルのラウンジでは生演奏で人々の心を癒し楽しませてくれている。 ・またメイン通りはカウントダウンの準備にイベント会場の設営部隊や関係者が忙しそうにしている。 ◾️少ない休みでも帰省するベトナム人。 ・しかし、街全体は交通量が通常よりかなり少ない事に気付かされる。ベトナムは3連休(12月30〜1月1日)で